IS ~無限の成層圏に舞う機竜~   作:ロボ太君G。

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設定資料:4

オリジナルIS設定

 

名称:イクス・ラファール(シャルロット仕様)

 

搭乗者:シャルロット・デュノア

 

世代:第三世代(試作一号機のみ第2.5世代機)

 

待機形態:ラファール・リヴァイヴ・カスタムⅡと同一

 

武装

・肩部複合防盾×2

 ・69口径パイルバンカー『灰色の鱗殻(グレー・スケール)

 ・小型特殊防御用ユニット『ガーデン・カーテンⅡ』

 ・特種多弾頭兵装『スクエア・クレイモア』

・近接ブレード『ブレッド・スライサー』

・腕部三連装55口径突撃銃(アサルトライフル)『ヴェントⅡ』×2

・連装ショットガン『レイン・オブ・サタディ』×2

・アサルトカノン《ガルム》×2

・背部ウェポンラック×2

 ・重機関銃『デザート・フォックス』

 ・25mm6連砲身ガトリング砲『ファランクスⅡ』

 ・試作長射程複合ライフル『オクスタン・ランチャー』

・頭部ブレードアンテナ

・その他後付け装備

 

武装解説

・肩部複合防盾:《エクス・ラファール》の肩の非固定浮遊部位(アンロック・ユニット)。『灰色の鱗殻(グレー・スケール)』、『ガーデン・カーテンⅡ』、『スクエア・クレイモア』を内蔵している。なお、まだ試作段階の装備であるため制式量産型には搭載されない可能性も高い。

・ガーデン・カーテンⅡ:《ラファール・リヴァイヴ・カスタムⅡ》の防御パッケージ『ガーデン・カーテン』の改修版。基本装備として内蔵できるほど小型化したが、代わりに防御範囲が減少している。

・スクエア・クレイモア:両肩に装備した弾幕兵器。チタン合金製のベアリング弾を至近距離から一斉発射するための装備。対応射程が非常に短いが、直撃した時の被害は計り知れない。

・ヴェントⅡ:55口径突撃銃(アサルトライフル)『ヴェント』を元にした腕部装甲に直接取り付ける装備。単純に『ヴェント』を三つ束ねたような性能をしている。

・背部ウェポンラック:機体に直接武装をマウントするためのラック。手持ち火器のウェポンラックとしての機能も備えるが、機体に接続したままマウント部分を稼動させることによって手を使わずに接続されている武装を使用することも可能であり、その気になれば両手の手持ち火器とマウントされている重火器による一斉射も可能となっている。

・ファランクスⅡ:25mm6連砲身ガトリング砲。《ラファール・リヴァイヴ》用の追加装備『クアッド・ファランクス』を基に、砲身を一門に、付属する弾倉などを整理して手持ち装備にまで改良した装備。

・オクスタン・ランチャー:ビーム砲と実弾砲を一門ずつ、一つの砲身に束ねた長砲身のハイブリットランチャー。実弾とビーム弾を一点に当てる事で複合装甲や特殊防壁を貫通させることを目的としたが、取り回しが《スターライトMk-Ⅲ》よりも劣悪であるため取り扱いには高い技能が必要。

 

第三世代兵装

・《砂漠の呼び水(アモサージュ・デ・デザート)》:イクス・ラファールに標準装備されている、初の量産型第三世代兵装。

 機体に外付けされている(イクス・ラファールの初期状態では腰部後ろ)専用ユニット内部に予備のエネルギーを蓄え、各部へエネルギーを供給する装備。イメージ・インターフェイスを用いて供給対象と供給量を調整する。従来の第三世代兵装と違い、使用負荷が非常に低い事とエネルギー問題の緩和に力が注がれているのが特徴。ユニットそのもののサイズに比して内蔵されている総エネルギー量は多く、量産型IS一機分のエネルギー総量の八割に及ぶ。

 ただし、機体に外付けされているユニット内に予備エネルギーが蓄えられているため、それが破壊されると一気に予備がなくなるという運用上の弱点がある。

 

解説:デュノア社が社の命運とフランスの威信をかけて開発したフランスの起死回生への主軸を担う第三世代機。

 様々な事情により開発が一時中断されていたが、最重要部分の開発は元々ほぼ完了していたという事と、試作一号機(シャルロットに渡された機体)に限り機体の大部分を既存の《ラファール・リヴァイブ・カスタムⅡ》から流用したことにより異例の早さで完成した。尚、このような開発経緯のため試作一号機のみ第2.5世代機に分類される。

 同じデュノア社開発の《ラファール・リヴァイブ》と比べ、機体性能は機動性を中心に改善。汎用性も失っておらず、総合的に《ラファール・リヴァイブ》の上位互換とも言える機体となっている。ただし、防御能力は『ガーデン・カーテンⅡ』によって補っているため強化範囲が限定されている。

 発表式典において、社長の娘であることを正式に発表したシャルロット・デュノアが派手な演出とともに乗って登場し、十分以上の性能と同時期における第三世代機よりもはるかに高い信頼性をアピールしたことにより大成功をおさめ、経営回復成功の悲願を達成している。

 

 

―――――――――

 

 

名称:陽炎改

 

搭乗者:剣崎箒

 

世代:第2.5世代

 

待機形態:陽炎と同一

 

武装

・近接専用日本刀型大型ブレード『叢』×2

・小型シールド兼腕部『叢』マウント用追加装甲×2

・短刀型ブレード『風神』×2

・五連装特殊マシンガン『フィンガー』×2

・腕部内蔵熱粒子放射銃『日輪』×2

・肩部特殊連装拡散ビームガン『アリエス』×2

・腰部可動式追加スラスター×2

・背部大型ブースター×2

・脚部大型ブースター×2

・各部内蔵ブレード(もしくは装甲兼ブレード)

・その他後付け装備

 

武装解説

・アリエス:《陽炎改》の肩の非固定浮遊部位(アンロック・ユニット)に内蔵されている特殊装備。片方に付き細長い三連装のビームショットガンが付いている。至近距離で全弾命中させると凄まじい勢いでSEを削り取っていくが、通常の武装用エネルギーゲインでは消費エネルギーを支えきれないため専用のエネルギーパックが搭載されている。

・フィンガー:特殊マシンガン。砲身が五連装となっている、五発同時発射式のマシンガン。集弾性が悪いため適正戦闘距離が短く、五発同時発射の弊害として弾切れが非常に早い。が、その分瞬間的な火力は他のマシンガンと比較して群を抜いている。近距離短期決戦用で、決して牽制には使えない。

日輪(ニチリン):《陽炎改》の手首の内側に内蔵されている、熱粒子放射銃。高エネルギー化させたビーム粒子を収束させずに直に吹き付けて攻撃する熱攻撃用装備。攻撃時の様子は完全に火炎放射器である。

 

第三世代兵装

・《砂漠の呼び水(アモサージュ・デ・デザート)》:イクス・ラファールに取り付けられているものと同一。

 

解説:箒の専用ISである《陽炎》の一部装甲と武装を強化改修したIS。

 装甲が全体的に細く流線型の形状になっており軽量化されている。また、背部と脚部の両方に大型ブースターを追加したことにより加速力が大幅に強化され、瞬間的な加速能力は他の追随を許さないレベルとなっている。ただし、最高速度は標準的な高速機よりも一回りほど速い程度。

 高い運動性と箒自身の瞬時旋回による旋回能力、至近距離での短期決戦において高い能力を発揮する武装類と合わせ、高速近接型のISとしては圧倒的な能力を持つに至っている。


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