練習が終わり食堂に来るなり抱きついてきたバカの頭をお玉で叩き
「ハイハイ、バカやってないで来た順に座って食べてねっ♪でなきゃもう一発食らわすからさっ!」
そう言ってひきつる笑顔で相手を睨むと
すごすごとひきさがり席に座って食事をするのを見てクスクスと笑う先輩達を睨みながら
(ペッタン娘のボク相手にナニやってんのかな?趣味悪い)
そう思いながら給仕の続きをするボクでした
ご飯を食べながら午後の練習は紅白戦とその後の反省会を踏まえたチーム編成でのミニサッカーをするそうです
ただ…今まであまり目立ってなかった蜂谷がうっとうしいんだけど?
そう思ったボクイラっとしたので
「サブロー、うっとーしいっ!」
って叫んだら泣きそうな顔(後で知ったけど名前いじりに弱い)で
「字が違うしサブローじゃないし」
そう訴えてきたから
「ハイハイ、じゃあサブレで決まりでいいね?」
そう切り返したら
「それ名前と関係ないし人間じゃなくなてるからね?」
そう言ってジト目で睨むから
「なら犬みたいにまとわりつかないでよね?ボクは過剰なスキンシップは嫌いなんだからさ
いい加減にしないとそのうちイグナイトを習得してどてっ腹にぶちこむからね?」
そう言って黒笑みを浮かべるといっそうガックリと肩を落とす蜂谷
さすがにその姿を憐れに思ったのか国立先輩が
「二人が言ってる事の意味わからないけど選手達のモチベーション上がる言葉も掛けてあげなきゃと思うんだけど?」
そう言ってくれたから
「国立先輩、それ自分に帰ってくるブーメランですからね?
自覚無いみたいですけど結構毒舌ですよ?先輩も」
そうボクが言うと高等部の先輩達もウンウンと頷いていたから
「おわかりいただけましたね?国立先輩っ♪
それに蜂谷だけ特別扱い訳にもいかないしそうする理由はもっと無いはずですよ?」
そうボク言ったら
「ならチームは負けたけど殊勲もののゴール上げたご褒美にどうかな?
あの一点はなかなか自分達だけじゃ見えないディフェンスラインの穴を指摘してくれたから今後の検討課題になったしアレを本番の…
一点を争うゲームで食らったらそれでゲームセットだからね?」
そんな風に言われて悩んでたら
「部長、蜂谷誉めながら何気に国立さんにアピルのずるくね?」
そんな事を言われて苦笑いする部長さんに
「しょうがない男の子達ですね…わかりました、今日の練習は少し早めに切り上げて茅ヶ崎君と蜂谷君は私たちをエスコートしてお菓子の買い出しとカフェに連れていってください、それでよろしいですか?」
そう言ってボクを見るから溜め息吐いて
「飲物くらい奢ってくれるよね?」
そう蜂谷を見たらブンブン頭を降って
「も、勿論任せてよっ♪」
嬉しそうに言うから
「しょうがない、気は進まないけどちい姉に押し付けられた女の子っぽい格好で行ってやるからちゃんエスコートしろよな?
あー、それと国立先輩は髪弄くって下さいよ?そーゆーの苦手だしらしくないことするんですからそれくらいは手伝ってくださいね」
そう言って無駄に蜂谷に期待を持たせるボクでした