僕と私の物語   作:春の雪舞い散る

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父親をアゴで使う術を身に付け始めてきたボク…そんなんで良いのか?


嫌な慣れ

 早朝目を覚ましたボクは半ば習慣化し始めている自習をしている自分に気付いて戦慄が走った…

 

 “朝っぱらから勉強に励むボクなんて本物ボクじゃないっ!これはきっと魔王(国立先輩)の呪いに違いないっ!”

 

 ハッ…このプレッシャーは…

 

 アホなこと言ってないでさっさと片付けよ…アホ臭い

 

 そう言うことにして自習を終わらせ勇美姉さんが帰って無いのを確かめたボクは朝ご飯の支度+勇美姉さんに差し入れるおにぎり+適当なおかずを用意して父さん配達便に運ばせる事にした

 

 本来今日は勇美姉さんの当番の日だけど今度埋め合わせにケーキでも食べにつれていってもらおう

 

 勿論拒否権は一切認められない、自業自得なのだから

 

 「うん、拒否しても良いよ?連休明けのお弁当作りが楽しみだよ

 

 刻み沢庵で可愛いヒヨコさんの絵と紫蘇昆布でちびまるこ似顔絵描くのと激辛カレーピラフのどれがいい?」

 

 と、言った父子の話し合いの末に父さんは泣く泣く勇美姉さんに差し入れを届けてくれました

 

 でも、ちゃんとアメは与えましたよ?

 

 袖つかみに上目使いで

 

 「パパお願いっ…」

 

 そう言って目をうるっとさせれば

 

 「パパに任せなさいっ!」

 

 と、言って勇んで出掛けましたよ

 

 「チョロい」

 

 そう呟いたけどそんな小芝いができる自分がキモいけど今更そんなことを気にしたって失ったナニかはもう返って来ない気がする

 

 

 

 朝食後に帰ってからクリアしたノルマのドリルを渡すと喜んでくれて誉められて嬉しがった

 

 うん、頑張った甲斐があったってもんだよ

 

 

 「はい、大変よく頑張りました、次はこれを楽しみなさい」

 

 そう言って差し出されたけど勉強なんか楽しめるわけ無いじゃん?

 

 そう思って受け取りを渋っていたら

 

 「食べず嫌いが良くないのは食べ物に限らないわ、これをちゃんと見なさい」

 

 そう言って受け取ったそれを見るとナンプレとクロスワードだったから驚いて国立先輩を見たら

 

 「それなら楽しいお勉強になるでしょ?」 

 

 

 

 そう言って微笑みながらボクの頭を撫でる国立先輩とボクを不機嫌な顔で睨むけど残念だったな、陽炎

 

 国立先輩はボクの先輩だからあげないよ?

 

 その優越感がどこから来てるのかは我ながらわかないんどけどね

 

洗い物を終えたボクが陽炎と合流まずはナンプレに挑戦

 

 難しい、面倒臭いけどゲームだって思いがあるからクリアしたいと思って頑張れた

 

 普通に勉強してたらすぐに放り出すボクが諦めずに解こうと足掻いている

 

 制限時間はオーバーしたけどクリアした達成感は半端ない

 

 時計を見ると休憩をいれるにはほどよい時間だからおばあ様にお茶をお持ちしてボク達もお茶を飲む事にしたんだ

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