〔西暦1174年夏〕
「この度は鎮守府将軍殿のご意向感謝します。」
「うむ、義経殿も苦労しただろう。ささ、食事といたしましょうぞ。」
この年の夏・・・源義経が平氏から逃れるために平泉にやって来た。
(凄いイケメンじゃな。・・・こやつが源義経か。)
私の目的の人物がそこにいた。
・・・私は彼に近づこうとしたが、先に翠星石が揉め事をおこした。
「武力より農業!!圧倒的な人の数で敵を倒せばいいですぅ!!」
「否!!これだからおなごは・・・良いか人の数だけでは戦は勝てぬ。武具をしっかりと整え、味方と連携の上で速さで敵を倒すのだ。」
「違う!!経済力で相手を干せば簡単だ。」
ここに泰衡も話に入ってきた。
私と秀衡、基成は傍観者となりながらも
(((3人が協力すればどんな戦にも勝てると思うのは私だけだろうか。)))
と考えが一致した。
この時義経は15歳・・・まだまだ子供だった。
〔西暦1180年春〕
源頼政が挙兵したことが報告された。
「頼政のじい様が!?」
義経は驚いていた。
この時源頼政の年齢は74歳・・・この年代にこの年まで生きるのは化け物であると同時に、いつ死ぬかわからない人物だった。
「素晴らしい最後だったようです。」
老人の命をかけた決起に義経の心が動いた。
「鎮守府将軍殿私に兵を貸してくだされ!!」
「ならぬ。今はその時ではない!!今しばらく待たれよ。」
「・・・少し待てば北邦共和国から1万は用意できる。・・・北邦共和国のことは部外者ではお主しか教えておらんからな。」
「・・・わかりました。」
義経には北邦共和国のことを少し教えていた。
何かあったらさらにこちらに逃げれるように・・・。
〔夏〕
源頼朝の挙兵・・・これに義経は合流するために出兵した。
その数2万5000人・・・全員が北邦共和国の兵である。
「新人が半数もいるから練度は低いと思うが・・・役には立つじゃろう。・・・義経に従うように言ってある。頑張るのじゃ。」
「ありがとうございます。」
義経挙兵・・・それは平氏側にすぐ伝わった。
〔数日後〕
「関東にて平氏側の武家と衝突・・・これを損害なしで粉砕・・・頼朝と合流か。」
頼朝と合流するとすぐに富士川の戦いがおこった。
【富士川周辺】
バサバサ
「しまった!!水鳥が!!」
頼朝が湿地帯を慎重に進んでいたのだが、水鳥に驚かれて大きな音に平氏側が気づいてしまった。
「大群じゃ!!源氏の大群がきた!!」
平氏の大将平維盛が逃げ出そうとするが部下に維盛嫌いの人物がおり
「平氏の名折れよ。」
と呟いたのを維盛が聞いてしまい
「・・・全軍矢を放て。」
維盛ここに覚醒する。