とある宮古芳香の悪戦苦闘   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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西暦1221年~

【アラスカ とある会社】〔西暦1221年春〕

その会社は就職案内の会社だった。

社長はキョンシーであり、元の名は藤原泰衡と言った。

 

「結局、人の流れを管理するだけで金になる。・・・あと、物も管理したいけど他の企業が割りを食うからどうしよっか。」

 

「社長、食品関係にしませんか?就職案内で契約している建設業界から名にか建てるものないかと言われたので安く入札してもらえると思いますし、大農園からも作物の提供を受けれますよ。」

 

「なるほどね~。ならさ、新しい食べ物作ろうよ。それなら利益はこっちに全部くるって訳よ。」

現在はアラスカを中心とした地方の中堅企業であったが社長の金に対する嗅覚により一気に成長していくのだった。

社長の名前はフレンダという。

 

【モンゴル民族会議場】〔秋〕

モンゴルの首都にこの会議場があった。(イメージは国会議事堂)

・・・で、通常時ならモンゴルの各部族長とチンギス・ハンの一族等しか入れないのだが、今回は例外だった。

次の皇帝を決めるための議会なのだ。

チンギス・ハンが結構な年であり、長男が戦死したために今回のようなことがおこなわれた。(長男はキョンシーにされて戦上手なだけに今も前線で指揮をして国境の防衛をしている)

幸いなのが兄弟の仲がとてもよいことだろう。

候補は3人おり、次男は長男ほどではないが戦上手であり、カスピ海から逃げる敵を追撃して勢いのままキエフ大公国を発見するという軍功があった。

三男は調停にずば抜けており、勢力のバランスをうまく整えることができた。

四男はチンギス・ハンの次に金持ちであり、金銭感覚がずば抜けていた。

ただ、それによって部下と揉めた等の報告はなく、使い道はしっかりしている。

各部族長は3:3:4といった感じに支持を表明した。

私こと芳香も蒲原と一緒にこの場におり

 

「蒲原はどうみるか?」

 

「ワハハ・・・三男一卓。」

 

「ほぅ・・・なぜじゃ?」

 

「ワハハ・・・トップに必要なのは勢力の調整か圧倒的カリスマのどちらかだ。圧倒的カリスマのあった長男が戦死したのだから三男にした方がいいんじゃないか。」

 

「ふむ・・・お?決まったようじゃな。」

一族の話し合いの結果蒲原が言った三男が次期皇帝に指定された。

また、この話し合いの後に次の遠征はヨーロッパ方面にチンギス・ハンの死後開始することが告げられた。

大韓帝国はそれに安堵の表情をした。

大韓帝国の財政は首都をソウルにしたことで圧迫されており、大遠征に耐えれなかった。

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