〔西暦1300年夏〕
モンゴルはモンゴル共和国と名称を変更して支配地域の整理に乗り出した。
そもそもこんな広大な領土を持っていても維持費がかさむのでモンゴル共和国はインドまでの道を中心としたモンゴル、旧中華の一部、ネパールまでの西側が半円を描く国境となった。
ここで各国の国力情勢(経済力、戦闘能力、技術力、人口の合計)
1位北方共和国 1450
2位モンゴル共和国 980
3位インド 970
4位大韓帝国 950(内乱の影響により南部の再建中)
5位タイ王国 600(人口ブースト)
6位スウェーデン王国 400
7位スペイン王国 390
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10位日本 360(幕府の体制が崩壊し始めたため)
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20位ポーランド 140(ペスト流行)
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30位ベトナム 20(絶滅戦争並みの内戦中)
と言う感じになっていた。
「・・・今回のモンゴルの遠征は協力して正解だったのじゃ。」
武器以外にもこのような情報網を入手できるようになった。
この時に政府や民間の諜報機関が統合され情報部が設立された。
それにより人事移動があり、真紅が経済部の部長に戻され、水銀燈が情報部の部長となった。
「私達も偉くなったわね。金糸雀、真紅。」
「村・・・いや、里の小娘が部長を繰り返して年月を重ねたことで小国の王よりも圧倒的な権力を持ってしまったわ。」
「しかし、それを乱用することはないから偉いと思うかしら。」
「・・・で、歴史書によるとヨーロッパは色々な民族と国があるのよね。」
「市場としてはいまいち、技術力も現状はいまいち。」
「モンゴルのように強い国を作るかしら?」
「それは費用に合わないわ。水銀燈は今後の国家方針はどうするの?」
「私達がそれを考えることではないよ。それを決めるのは国民。100年は動かないけど、日本が大規模な内戦状態になれば動くらしいわ。」
「しっかし、翠星石も蒼星石も政界に戻ってほしいわ。それが無理でも近くにいてほしい。」
「あら?真紅がそんなことを言うなんて珍しいかしら。」
「・・・悪い?」
「いや、悪くはないかしら。・・・ネロは元気かしら?」
「議長をやめてまた都市作りに行ってしまったようよ。」
「ネロらしいかしら。」
「私はもうそろそろ仕事に戻るわ。それでは。」
「水銀燈、お疲れ様かしら。」
「これを持っていきなさい。」
「あら?これは?」
「新作のヨーグルトらしいわよ。安売りしていたから買ってきたわ。」
「ありがとう真紅。」
「どういたしまして、水銀燈。」
3人はそれぞれの仕事に戻る。