油売りとなった道三は人の心理をわかるようになっていた。
普通に売っても儲けることはできない。
そこで銭を使ったパフォーマンスをすることにした。
「さあさあよってらっしゃい!!この銭の穴に油を通すよ!!銭に当たってこぼれたら無料だ!!」
一歩間違えれば大赤字だが、道三は何百回と練習していたし、彼は人前で力を発揮するタイプだった。
見事成功して集めた客はパフォーマンス代として油を買っていく。
ハクはその儲けた金を原料代を除いた全てを彼に与えた。
「いつかその金が必要になるときが来るでしょう。」
ハクの元に弟子入りして5年が経過していた。
ハクが女性なのも彼は知っていたし、ハクの部下は全て捨て子や乞食等の底辺から救ってもらった者達であり、仲がよかった。
「味方はなにもしなければ集まりませんよ。」
道三の運命を変える言葉でもあった。
その後道三に旅をさせた。
関東の方面まで行かせたのだ。
ハクは道三が商人で終わらないと感じていたし、道三も美濃の外に出てみたいと思っていたのだ。
彼は行商をしながら小田原近くの草原に来ていた時である。
道三は道に迷っていた時に彼の被っていた笠に鷲が止まったのだ。
すると武士がやって来て殿様の鷲狩りの邪魔をしたと斬りつけようとしてきたが、いかつい老人がとめにはいる。
彼こそ美濃の蝮の武士としての師である北条早雲との出会いだった。
数回だけだかその後喋る機会があり
「信じれる仲間を最低6人集めよ。まずそこからだ。」
伊勢新九郎と言っていた早雲の過去から彼は学んでいった。
旅を終えた道三はハクに武士になりたいことを言い
「頑張りなさい。・・・早雲殿の言葉を借りるなら私がその信じれる仲間の1人です。」
酒が入ってないとこのような美人であるが・・・その夜に道三の新たな旅路を祝う宴会では・・・
ヒック
「道三!!殿様になれ~!!下克上で突き進め!!」
と危険なことを話し出す残念美人であった。
そんな彼女に道三は感謝した。
武士になった道三は功績をあげていき、殿様の弟に気に入られた。
その頃にはハク以外にも信じれる仲間ができていた。
後に西美濃四人衆と呼ばれる者達と結婚して親族となった明智家、金で雇った無口の武芸の達人だった。
その後気に入られていた殿の弟を暗殺して城を取る。
殿も弟に気に入られた時に作った城の設計をしたのが道三だったため石垣のとある部分の石を外すと全ての石垣が崩れる仕組みになっていたのですぐに殺害した。
武芸の達人がこの時殿についたが多勢に無勢であり、西美濃は道三が奪った。