農家でお世話になりながらも基本的なことを覚えていった。
北邦共和国だと龍興レベルの人材は普通だったのだ。
自分が天才だと思っていた部分が完全にへし折られたが、それでも頑張り続けた。
ハクの会うと、これからのことを色々と相談した。
するとハクがチビを連れてきて
「はかせという。チビっ子だと思ってると怒られるからな。こんな体格だが、この国の偉人であるからな。」
「そうだよ!!はがせは偉いんだよ!!」
「こんなガキが・・・!?」
パパパン
「私が作った新型の的になりたい?」
(な!?)
龍興は銃から3発の弾が出たことに驚いた。
先ほどの暴言を謝罪すると機嫌が直ったはかせは俺の願望を話すと
「う~ん。私だけで判断すると色々問題になるなら・・・なのー。」
「はかせなんですか?」
「この紙持って芳香のところに彼を連れてって。」
「わかりました。どうぞこちらに。」
なのという女性(背中に何かが刺さっているが)に連れられて巨大な建造物の中に入っていった。
コンコン
「失礼します。」
「ん?なのか。どうしたのじゃ?」
「はかせからこれを。」
「ふむ・・・後ろにいる男は?」
「日ノ本の美濃の斎藤家の当主・・・ハクがお世話になったところの方です。」
「あぁ、あそこのか。」
その後俺は芳香という女性に呼ばれた。
青紫色の肌をしており、一瞬死んでいるのではないかと疑ったが、どうやらこの国の最上位の存在らしい。
俺の願望を話すと3年間この国で仲間を集めたり自分の能力を高めるように進め、家を再建するならと日ノ本の最北(現在の青森県)を指差した。
芳香は潜在的な石高は35万石、北邦の米を使えば200万石も夢ではなかったし、日ノ本との窓口になればと期待した。
「期待しておるのじゃ。」
俺は彼女から資金援助を勝ち取った。
その額は約1億・・・100万金貨を100枚貰ったのだ。
俺はこの国の貨幣の仕組みも不思議だと思った。
1銭銅貨から始まり、1円銅板、10円銅貨、50円銅板、100円硝子貨、500硝子貨、1000円硝子貨、5000円銀貨、1万銀貨、5万円銀貨、10万円銀板、50万円金貨、100万円金貨、1億白金貨、5億白金貨があった。
俺に100万円金貨が100枚渡したのは一般人が使える最高額だからだろう。
白金貨は特殊な時にしか使用できないのだ。
「ありがたく頂戴します。」
俺は芳香様に感謝した。
それからは金糸雀様という人を紹介され、色々なことを教えて貰いながら家臣を集めていった。
退役した軍人や見習い料理人、農家の9男や肌の色が違う女性・・・幅広く集めた。