とある宮古芳香の悪戦苦闘   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

156 / 310
宗教戦争 下の下

〔西暦1584年春〕

戦線に50万人を張り付けて戦争は停滞した。

北邦の経済力的には問題なく、逆にちょうど良い訓練になるというロシアとっては喉元に突き刺さる寸前のナイフであったが・・・。

この戦争を総括するとスペインと大韓民国、モンゴルの大勝利である。

スペインは戦略目標の達成、大韓民国とモンゴルは戦略物資の販売で大儲けであった。

勝利は北邦とイギリスである。

経済がこの戦争で活性化した北邦と戦争の隙に利権を取ることができたのだ。

まぁ北邦はインドの所業で信用問題が発生、イギリスは出兵しなかったことでキリスト教の諸国から突き上げられる。

トントンはドイツ諸国、フランス、ポーランド、二重帝国、イタリア諸国で経済にダメージがあったが、協力したという外交的な札を持った。

敗北はオスマン、バチカン、ロシアである。

オスマンは国家は残ったが弱体化し、さらに少数民族問題も吹き上がり北邦の援助によって国力が回復するのに100年近くの歳月を要した。

バチカンは権威の失墜と外交的な不利、さらにプロテスタントの勢力拡大で収入激減と踏んだり蹴ったり・・・。

まぁそれでもロシアよりはマシである。

ロシアは人口ピラミッドの崩壊、経済崩壊、国家権力の失墜、政治の失墜と過去の狂犬ぶりから周辺諸国からの突き上げ(ポーランドには進行されている)もあり、国家を建て直すまで200年近くの歳月を要した。

・・・まぁ赤く染まったあの国が生まれるのだか。

ソビエトロシアが1600年に爆誕することになる。

初代ソビエト議会は王家を処刑するが、ヨーロッパ諸国は無関心だった。

ロシアはこの時点文明国扱いされてないのだ。

 

「今に見ておれ・・・。」

狂犬は頭脳を明細な狂人となるのは今しばらくあとである。

 

【北邦 参謀本部】

 

「やっと終わったな。」

 

「これで北邦も世界盤のプレイヤーとなりました。」

 

「今まではアジアの雄だったが・・・これからは覇権争いに巻き込まれるか。」

 

「防御をしてから反撃方法を確立させましょう。」

 

「だったら大砲を有効に使えるようにしましょう!!」

 

「簡易に作れる障害物も考えなければ・・・。」

 

「当分忙しくなるな。」

 

「そうですね。」

史実のソビエトの火力主義に傾いていく軍首脳部だった。

・・・まぁこの世界のソビエトも火力主義なのだが・・・。

すぐに大砲と銃、火薬類を要請するが・・・。

 

「④ね。」

もちろん財務部がストップをかける。

平時に泣きを見るのが北邦の軍であった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。