とある宮古芳香の悪戦苦闘   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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島津平定2

【大坂城】〔数週間後〕

 

《首だけでも返還するべし》

 

「評定会も切れてるな。全員キョンシーにして下士官にするしかねーな。前線司令官もすくねーからな。」

俺は評定会からの手紙を読み終えると紙を火にくんだ。

 

「目見ものを見せてくれようぞ。」

後世で龍興はゲーム等で3つの特性を持つ。

1つ目は7年間の美濃での知将だがやる気がないステータスも智謀だけ少し高い一般武将だが、2つ目に当たる青森の大名としては内政能力がゲーム内最高のマックス100となる。

他のステータスも少し上昇する。

3つ目・・・九州平定終了後から龍興のステータスは魅力以外が90以上、唯一ステータスに100が2つある武将となる。

戦国〇サラでは九州平定まではモブキャラだが、九州平定後に凱旋中の秀吉の横から刀で脇を貫き、登場するという明智に並ぶ腹黒武将となる。

そのセリフが

 

「どうだ・・・肉壁の痛みは・・・。」

となっている。

強さは信長並みに強く、ゲージが溜まると周囲の敵が全て死に、ゾンビアタックし始めるのが特徴だった。

まぁリアルでも似たようなことをしたためだが・・・。

 

〔数日後〕

五体満足な兵士は350名だった。

2000名が出発したのにも関わらず・・・。

350名と雇った川原者で首だけの兵士を青森まで運んだ。

川原者には悪いが、青森に着いた時に彼らには死んでもらい戦死者の蘇生に使わせてもらった。

足りない分は生きた絶えた領外の農民や物乞いを使わせてもらった。

生き返った彼らは口々に

 

「打倒豊臣。」

 

「一族皆殺し。」

と叫んだ。

しかし時期が悪いので今はまだ耐えるときと言って恨みを心の奥に閉まってもらった。

 

「今に見てろよ。」

 

【青森城 評定会】

評定会の面々が集まり、今後を話し合っていた。

 

「今回の件で死者を出させたのは豊臣政権であることに代わりはないが、何かしらの武器を持たなくてはいけないことがわかった。」

 

「例えば?」

 

「東北・・・いや、関東圏までの商人を配下に置く。」

 

「物流の掌握か。」

 

「あぁ。豊臣政権は関西の経済に依存している。ならばそれに勝てる経済を作れば良いこと。既に青森は我々が支配しているのだ。それを拡張するだけのこと。」

商人を乗っとるのは色々な方法がある。

借金漬けや血縁者になる、こちらの商人と戦わせて負けさせそのまま乗っとる等。

甲斐や上野、武蔵、信濃は地震に耐えきれずに破産、それを吸収したのだ。

 

「潰す。経済の恐ろしさを豊臣政権には味わってもらうぞ。」

東西の経済対決が始まろうとしていた。

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