とある宮古芳香の悪戦苦闘   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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小田原の役

【大坂城】〔12月23日〕

 

「北条の奴・・・ワシに楯突くとは・・・殺してくれるは。」

各大名に小田原制圧に向け兵を徴集した。

 

【青森城】〔1月〕

 

「ふむ・・・1万出すぞ。憂さ晴らしだ。そろそろ本気で戦って大坂城を落とす予行演習とするか。」

軍もいつでも動員可能と出ていた。

 

「ちと一緒に行ってもいいかな?」

話しかけてきたのはこなた。

 

「ん?どうした?」

 

「いや、本能寺の地下に隠した宝物を取ってくるだけだよ~。」

 

「そんなものがあるのか。」

 

「私には神聖な物を感じ取れる力があってね。生涯肌身離さなかったんだけど・・・死ぬ間際に地面に埋めてね。」

 

「ふむ・・・まぁ途中までな。」

 

「話がわかるね~。」

これがアジアの歴史を動かす出来事なのだが・・・それはもう少し後の話・・・。

 

【小田原周辺】

斎藤軍1万の動きは凄まじかった。

伊達政宗と佐竹氏の2家と合流したが、勢いのままに小山城を全方位からの力攻めで半日で立て籠る2000の兵の半数を討ち取り、こちらは200の損害で留めた。

続いて古河城を水攻めをおこない、近くの川を決壊させて二の丸、三の丸を水没する。

本丸も水浸しになり降服・・・損害は無し。

岩付城は旧雑賀衆と旧根来衆の混成特殊部隊により夜襲をしかけ、二の丸の南側の屋敷にいた兵士50名を殺害、そのまま水堀を泳いで城下町に侵入し、3つある門のうち2つを外の工兵と連携して爆破・・・西の木製の門は20メートルも飛び上がり、約200メートル後ろに落下した。

 

「勧告無しの一撃・・・非道なり。」

佐竹氏はこの戦いで城下町に住む民衆も巻き込んだためにこのような言葉を残している。

 

「残りは火攻めで落とせ。」

軍司令官は風を計算して火矢で城に火を付けた。

冬のため乾燥した木の部分がよく燃え、1200名の城兵を焼き殺した。

損害は21名。

生き残った城兵は江戸城に逃げ込み、江戸城の城代は龍興を城攻めの達人と認知して野戦に持ち込んだ。

 

「それを待っていただろ。」

初陣の道元は指揮官学校に行って前線司令官の資格は得ていたので箔付けもあり500名の鉄砲隊を率いて伏兵として森に隠れていた。

 

「撃て。」

精密度には難が有るものの、大量の弾丸が後北条氏の兵に降り注ぎ、立て直そうとした時に前から政宗率いる伊達騎馬隊が混乱している所に突撃。

佐竹氏の兵士がさらに追撃し、後北条氏の軍は玉砕。

江戸城にて自刃している城代の一族を発見しすんなりと入城。

その後数日の休養の後に秀吉の本軍と合流した。

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