【青森城】〔龍興が江戸城から帰国した直後〕
「ついにやりやがった。あの老害・・・大韓民国に手を出しやがった。」
北邦共和国、大韓民国に秀吉は宣戦布告をしたのだ。
北邦共和国政府からこちらに手紙が送られ
《・部分動員を発令
・大韓民国国家総動員を発令》
と書かれていた。
(部分動員なら貿易は関係ない。・・・このまま続けられるか。)
秀吉は俺がどこかと貿易をしているのは知っていたが、尻尾を掴めずにいた。
中型船で北海道まで行って詰め込めば事足りるし、かといって南蛮人や紅毛人、韓国人もいないので実情が全くわからなかった。(北邦の船も堺の商船の旗を立てたりして欺瞞工作をしているせいでもあった。)
(・・・ちと待てよ、何かを忘れている・・・なんだ?・・・うーん・・・!?)
龍興に電流はしる。
「仁!!仁はいるか!!」
「は!!ここに!!」
「秀吉の動員兵数、火縄銃の種類、火薬の量を調べてこい。」
「は!!」
〔数分後〕
「こちらです。」
「・・・大韓民国の10分の1以下の兵数に火縄銃もこちらでは4世代前の銃じゃないか!!大韓民国がうちと同等、北邦は最新型を量産している・・・これに新型の制度向上型の大砲がつく・・・虐殺になれば・・・西日本で大規模な飢餓が発生するかもしれない!!」
龍興の連想は的を得ていた。
「今が政権転覆の下準備だな。」
時期を読み間違えることなく龍興は静かに立ち上がるのだった。
【朝鮮南部】
昔の内乱の影響から農地がほとんどだった朝鮮南部は日ノ本と大韓民国、北邦共和国の主戦場となっていた。
後に大韓民国は産業見直しで大幅な国力増強を成功させた戦争としても歴史に残っている。
日ノ本軍改めて侵略軍約190000名
大韓民国軍約2000000名
北邦共和国軍約1000000名
結果は言わずもがな・・・。
まず侵略軍は海上で攻撃を受けずに上陸すると、南部の警備隊を蹴散らして大韓民国首都ソウルを制圧しようとした。
しかし、侵略軍の進行はここまでだった。
ソウルから100キロ離れた草原でおこなわれた大戦闘は大韓民国軍と北邦軍が繰り出す新型の大砲が繰り出す砲弾の雨によって壊滅した。
功を競って前に出ていた小西行長、加藤清正、福島正則の3部隊合計22450名は逃げ遅れ、砲撃後の大韓民国軍の突撃により全員死亡している。
残った者も少ないながらに損害が発生したため、戦線を後退させた。
「僕は秩序を守らない軍は嫌いだ。」
第5歩兵団団長の蒼星石は侵略軍の人さらいの行為に激怒した。
そんな人さらいによって日ノ本に連れてこられた韓国人が日ノ本に焼き物等の文化が発展するのは皮肉だろう。