【江戸】〔夏〕
青森からの動員兵力25000名、うち新鋭隊1000名と攻勢限界ギリギリの数を用意した。
「百戦錬磨・・・とはいかないが、十分な練度はある。・・・まぁ全て特殊部隊だがな。」
特殊部隊の基準は森、湿地、山でスムーズな活動ができること、銃の扱いに長けているかつ、剣術、槍術もできることとなっていた。
「・・・キルキル部隊がな。」
「殿あれは制御できませんので・・・。」
キルキル部隊思考が皆平等を声高らかに言う共産主義集団。
実力がは凄まじいのだが、思考をねじ曲げるので扱いが難しかった。
・・・後にこいつらが爆弾となる。
「殿は第2軍で、若が本体でしたよね。」
「ああ、徳川秀忠様とともに中山道を通り大坂を目指す。」
「お気をつけて。」
「そっちもな。将軍。」
【真田領】〔数週間後〕
真田家は父親と弟が秀家につき、兄だけがこちらについた。
「秀忠様どうされますか?真田昌幸、幸村を殺りますか?」
「うむ、徳川家と真田家は相性が悪くてな。なるべくなら勝ちたい。」
「しかしそれでは決戦に間に合わないのでは・・・。」
「確かに・・・。」
「ではこうしませぬか?」
地図を広げ策を話す
「影武者!?」
「はい。秀忠様の影武者をたてていただき本物の秀忠様以下家臣の皆様は決戦に向かい、約8000ほど残していただければ。・・・真田昌幸の基本は大軍で攻撃することに対しての防御です。同数より少し多いなら勝てる軍になりますな。」
「なるほどな。」
「・・・斎藤家の忠義をあなたに見せたいのです。秀忠様は死ねと命じれば良いのですよ。」
「くくく、役者め。ならば命じる。死ねとな。」
「了解。」
蜂と狐の戦いが始まる・・・。
「抜刀。森に突入。」
まず戦う場所を山道から山奥に移動した。
地の利は敵に有るが、森林作戦に耐えることができるメンバーであり、秘密兵器も投入していた。
森林戦ができない普通の兵は名目上の大将である俺の周りにつけた。
【森】
森の中では森用に改造されたクロスボウとナイフを使った攻勢に真田軍はジリジリと後退していた。
昌幸は軍事の才能は確かに凄かったのだが、武器を造り出す能力はなかった。
時代の最先端を走る未知の攻撃の対策に時間が必要だったが・・・その時間が無かったのだ。
「門は閉じた。・・・前進!!敵を多く討ち取れば恩賞も思うがままぞ!!」
森の制圧が完了すれば後は力攻めである。
「制圧砲撃よーい・・・うてぇ!!」
爆発はしないものの、鉄球が直撃すれば石垣や門は壊れる。
後は雑兵で十分だった。