「俺に続くだろ!!」
道元率いる部隊は叫びながら毛利勝永隊に突撃をおこなった。
「チェストーーー!!」
ここで道元伝説を残す・・・2メートル近い身長なため、突きだした槍が敵の武将と雑兵合わせて6名を貫いたのだ。
しかも全てが顔を・・・。
「道元覚悟!!」
「ふんぬ!!」
槍が刺さって抜けないと見た足軽が俺に攻撃してきたが・・・
ザパー
太刀で一刀両断。
「我らは不死身の巨人なり!!」
道元は自分達を巨人と言って相手をびひらせた。
自分の身長よりも50センチも高い人と戦いたくない敵はじりじりと後退していく。
「恩にきるばい。」
横からの伏兵・・・島津が射撃をおこなったのだ。
たまたまだが、十字砲火となったため銃の殺傷能力が上昇し、俺と接触している部隊と後詰めの部隊の間に空間があく。
こうなると士気は崩壊する。
「お、お、おわぁーーー!!」
「ひぃぃ!!」
雑兵は腰が抜けたり、武器を投げ出して逃げ出す。
「釣れただろ。」
【斎藤軍大将達のいる場所】
「釣れたか。」
「さすがは道元だな。最高だ。」
片方は黒いスーツを着た初老の将軍・・・もう片方は片眼が潰れている中年のデブの将軍。
2人とも北邦共和国軍では大佐止まりであったが、斎藤軍にて軍事経験を大量に積んだため、この地位にいた。
「本田殿、我々は敵左翼を壊滅させに向かいます。本田殿はどうしますか?」
「三河武士として向かわない手はないだろ。」
トンボの兜を擦りながら彼は答える。
「それでなければ戦は楽しくない。」
「同意しますな。」
「もっともだ。」
2人の大将は部隊を自分の手足のように操り、攻勢に出る。
「・・・個人の武は不要になるのか。」
忠勝は小さな声で呟く。
その背中は寂しさを現していた。
【中央】
「細川殿、ここは反転させればよろしいかと。」
「助かる。」
細川軍には2人の頭巾を被った武将がいた。
「うーん。同僚に様をつけるのは疲れるね~。」
「言うな。俺だって驚いてんだからさ。」
「まぁまぁ。私達は秀吉に対しての鬱憤をぶつけられるし、細川家は安泰・・・win-winの関係だから。」
「異国語使うのやめてくれませんか信長様・・・わからないので。」
指揮官達は落ち着いているため兵達も落ち着いて攻勢できる。
その中でも2つの部隊はキレッキレだった。
「行きなさい。敵を2人殺せば距離を取りなさい。継続的な突撃をおこなうのです。」
鎧で顔を隠した五和と
「汚名返上だヴァ。」
弓による長距離攻撃で削るみさおの活躍で数で劣る中央も耐えていた。