【大坂城の北】〔秀頼突撃から10分後〕
「突入!!」
援護射撃の中決死の突入が開始された。
3連発の最新ライフル銃なため、大坂城の壁の一部は貫通して抵抗が少なくなった瞬間に周りにいた徳川忠吉隊、池田隊、山内隊、佐竹隊等々も突入を開始、外堀は数分の内に陥落し、内堀も攻略間近な時、別方面では激戦がおこなわれていた。
【徳川秀忠の陣】
「者共耐えるのだ!!ここで逃げる腰抜けなど我が幕府には有らぬ!!死ぬ気で止めよ!!」
秀忠の部隊は若い者が多くいたた・・・いや、最悪のタイミングで老兵達と交換したばかりだった。
家康は秀忠の政権にスムーズに移行するために大坂に行く前に側付きの老人を秀忠と年の近い若い者に交代したのだ。
そのため秀忠が留まると言った瞬間に真っ青になった。
自分の命が惜しいから・・・。
それを見た将軍の秀忠は身内や譜代を信用できなくなっていた。
「糞が。今に見ておれ。」
自身も槍を振り回していたその時、横から駆けつけた伊達の騎馬鉄砲隊によって命を救われる。
「大丈夫かよ将軍様よ!!」
「政宗殿か!!助かったぞ!!」
「前田や黒田、少数だが斎藤や上杉、最上も来てる。大御所様も毛利や真田が護ってる。」
「・・・生き残れたか・・・。」
「後は俺らに任せな。陣を直してどっしり座っとけ。」
【家康の陣】
「放て。」
バババババ
「ワシ自ら指揮を執らねばならぬとは・・・弱体化したな我が軍は。」
家康は大坂城の爆発とともに本陣を捨てて元陣がある場所からかなり離れた場所で雑兵を払いながら絶大な信用を寄せるの丹羽長重(現1万石の大名で元西軍参加者)の陣到着するや否や譜代を中心に攻撃の命令をした。
「目的は達せずか・・・秀忠、苦労をかけるの。」
【旧家康の陣】
譜代の攻撃をかわして秀頼は肩、わき腹に矢を受けながらもここまで到着していた。
「届かぬか・・・。」
「秀頼様。」
「又兵衛、ここまでこれたのはお前のお陰だ。介錯を頼む。」
秀頼自刃。
この攻撃は家康には届かなかった・・・が、徳川秀忠の譜代に対する失望は今後百年単位で問題となる。
【大坂城】〔数分後〕
ドドドドド
「ここか!!」
「ひい!!何をする!!・・・貴様は朝敵斎藤の家臣か!!」
「いかにも、淀殿覚悟!!」
立て一閃。
悲鳴もあげられぬまま、淀殿は絶命。
その後龍興が階段から足を滑らせて足を痛める等という珍事があったが、千姫とその養女を救出し、大坂城は落城した。
天守には徳川の旗が立てられ
「三好、織田、豊臣、徳川天下人代わる代わる戦国の世、ついに終わり太平の世。後3代皆偉大なれども苦労絶えず。一色という苗字から斎藤と直し、祖父道三を模して成り上がり初めて見えた別世界。仏が我を見るのなら、我は乞おう斎藤の安泰を!!」