【政都】
ララー・エクニクルは祖先がインド系の男性だが、ララーという女のような名前とは裏腹に超がつく戦争屋であり、元中将でもあった。
彼は元老のような建国の勲労者、大企業の者達から連署を授かっていた。
《臨時大統領にエクニクル氏をおく。以下名義の者は貴殿を支持する。・・・》
700名にも登る名前の数々・・・。
「最高じゃないか!!」
熱狂し、すぐさま彼は行動に移した。
『皆さん。フランクは狂っている!!精神異常者であり売国奴だ!!我々の力で倒さなければならない敵である!!』
各地で演説をおこなっている最中に大統領のスキャンダルがついに報道される。
ララーの演説はデモに繋がり、そして少女が撃たれた。
『ゆいの血を無駄にするな!!』
この言葉を合言葉に突撃隊という親衛隊を編成し、退役軍人等を教官としたそこそこの練度の私兵を短期間で育成し、治安維持隊に攻撃を始めた。
情報部、文屋が初めて協力して政都の住民の避難勧告を出した数日後、軍、警察も協力した政都奪還作戦が開始された。
総司令部は札幌におかれ、シャーロット元帥が前線指揮をした。
ババババ
治安維持隊は大統領に心酔しており、約3万人が建物に立て籠った壮絶な市街戦となった。
地上からは通常歩兵、下水道から特殊部隊、川には水軍の地上制圧部隊、山から試験グライダー部隊がそれぞれ突撃し、歩兵の後ろで物資運搬、退路確保として突撃隊、警察が展開された。
大都市である政都は政府の首脳部だけにその大きさも経済都市の札幌に次ぐものであり、人口も170万が生活していた場所である。
現在も中央区以外は普通に生活している人もいるくらいに大きい。
「第12中隊郵便局を占拠。」
「第337小隊下水道にて発見。全滅のようです。」
「伝令!!新兵器の開発にBSが成功しましたがいかがいたしますか?」
「使えるもんは使え。」
「は!!」
【市街地】
キュラキュラキュラ
「な、なんだあれは!?」
黒煙を吐き出す鉄の固まり・・・化け物。
蒸気機関で動く戦車擬きである。
時速12キロ、移動距離50キロ。
兵の壁としては役にたち、火炎瓶以外の武器からは現状対抗手段がない化け物である。
そんな初級戦車が化け物ではなかった。
狙撃中隊。
北邦の最強の狙撃部隊であり、約2キロ先からの精密射撃が出来る者達であった。
パン
「・・・命中。次、エリア22。」
敵にも化け物は存在する。
ペリメス特例伍長渾名は短刀使いのデブ・・・総キル数127うちナイフでのキル数が99ということからもわかるとうり近接戦闘に長け、市街地というこの場所、しかも待ち伏せや夜になると出会ったら即死である。
「血を見せろ。」