〔西暦1937年〕
ドイツから同盟の打診が来た。
同盟の利益もあるのでブロック経済により滞っていた貿易品を格安でドイツに送った。
見返りとして一部遅れていた通信技術を入手でき、軍が大蔵に頼み込んで予算を出してもらったVT信管を効率的に利用できるレーダー技術、無線技術が飛躍的に高まることとなる。
また日本から空母技術を、大韓民国から型落ち潜水艦を購入し、せめて自国の近海だけでも守れる海軍を作るようにした。(空母は航空機の地方基地代わり、潜水艦が主力)
〔西暦1938年3月22日〕
史実ではワシントン州と呼ばれた商東州においてアメリカ海軍が大砲を発砲して軍港近くに着弾し、警告として反撃し、至近弾をあたえた事件をきっかけにアメリカはハルノートを北邦に突きつけた。
「・・・こんな馬鹿な話はありえねーですぅ!!」
大統領の翠星石は交渉なしでのこの外交文章にぶちギレ、外交団に各国に説明してアメリカに味方をしないようにし、できるなら北邦に協力するように命令した。
結果失敗して、仲の良かったイギリス、ソ連、大韓民国、日本を見下したかのような高圧外交に総スカン、大韓民国と大日本帝国は同盟解消、ソ連は同盟解消から不可侵に条約内容が変わり、イギリスは経済圏の出入り禁止と最悪の事態に発展し、マスコミは外交の無能を叩きまくり、翠星石はさらに血管が浮き出ながら外務省を大統領直轄組織に格下げし、外務省の中を粛清した。
さらに翠星石は責任をとる形で辞任、戦時になりそうなことから長老である芳香が持ち上げられ大統領に就任。
「アメリカの非道は類を見ない。最終警告とする。ハルノートを撤回するのじゃ。」
テレビとラジオにも流しながら芳香はアメリカに警告した。
アメリカのルーズベルトは
「No!!」
と拒絶し、戦争が始まった。
北邦は総動員法を発令し、1ヶ月後には膨大な人口から繰り出す数の暴力が始まる。
「正義は我々にある!!」
アメリカは準備していたらしく、史実のマジノ線並みの防衛陣で先行部隊を撃退すると、追撃に出る。
・・・北邦の苦難の始まりである。
パートナー1と呼ばれた駆逐戦車、1式真中、大小の大砲を使った追撃部隊を壊滅させようとしたがそれを逆に壊滅させられてしまう。
相応の被害が出たため追撃は終わり、国境から12キロ北邦は後退することになる。
パートナー1 損害21両 1式真中 損害40機 大砲 損害70門
〔同時刻〕
「頭を叩けば終わる戦いだ。貴様らの活躍によりアメリカは救われる。」
アメリカ海軍動く