〔10月2日〕
偶発的な遭遇戦が発生した。
アメリカ軍は200名の歩兵と戦車5両、装甲車2両、輸送車2両の編成であり、北邦軍は歩兵150名、S-1戦車5両、装甲車(新型車両であり、主力装甲車、無限起動の装甲厚全面90mm、SB式30mm機関砲2門)3両、輸送車10両、ジープ15両の装甲中隊であった。
「隊長なんですか!!こっちの弾が効きません!!」
「イギリスの言っていた巨人はあいつか!!」
「無限起動を撃て足止めをしろ!!」
「隊長!!奴らの足にもこったの弾が効きません!!うわぁ!!」
「C車応答しろ!!・・・クソ。」
「敵突っ込んできます!!」
「歩兵連中を下がらせろ!!」
「ダメです!!後ろにも戦車が来てます!!」
「なに?」
彼らが戦車と言っているのは北邦の装甲車であるが、そんなことを知らない彼らは後ろにいた歩兵は機関砲の餌食となり、辺り一面は血で染まっていた。
「撤退だ!!撤退し」
ドゴン
北邦製の硬芯徹甲弾が指揮車両に直撃し、車両は爆発した。
恐怖のあまり動けなくなった残った戦車も15秒以内に全て破壊された。
逃げ切ることのできたアメリカ軍の装甲車は司令部に報告し、司令部は対抗策を必死に考えさせられることとなる。
〔11月15日〕
イギリス、アメリカ、ドイツの潜水艦の設計図を諜報部が奪取し、それを元にした300艦計画が始動した。
これまで旧式となった戦艦や陸軍の余り物を貰って(トランジスタコンピューターやレーダー、列車砲の砲弾等)運用していた駆逐艦や軽巡洋艦のことを考えると、やっと独自兵器の運用ができることに海軍の上から下まで興奮した。
しかしながら魚雷の研究は初期で止まっており、方向性も何もない状態なのでまだまだ海軍の苦難は続いていくこととなる。
「自国には言われないけど他国から穀潰し扱いや海軍軍縮条約に呼ばれなかったのは屈辱クマ。」
「見返してやるっポイ。」
【ソ連】
「・・・バルカンは死にますね。」
「やはりそうですか。同志サヤカ。」
「同志ヨシフも。」
ソビエト議会の議長のサヤカと書記長のスターリンがソ連を運営していた。
彼女と彼の働きによりソ連は世界恐慌中も成長し続け、人口も7億に達していた。
国力も北邦、アメリカに次いで3位であり、H〇I風に例えるなら北邦のICが4500、アメリカが2300、ソ連が2000、フランスが1200という感じである。(ドイツ400、日本390、大韓民国390・・・)
「ドイツがバルカンを食ってもフランスには勝てないというのに・・・。」