「ん・・・ここはどこですぅ?」
(おや?)
「ここはお主らが住んでいた場所からさらに北の大地じゃ。」
「あーあー。てすてす。・・・日本語です。・・・いや、ドイツ語も少し混じってるですぅ。」
「ん?お主・・・何もんじゃ?」
翠と呼ばれた女は周りを見渡し
「・・・転生者ですか?」
「ん?ちょっとまて、まず服を着て色々教えて欲しいのじゃ。」
「・・・え?」
裸だったことと、肌の色が青紫なことに気づき、フリーズしてしまった。
〔数分後〕
「見苦しい姿をさらしたですぅ。」
落ち着いた翠は私が飲もうとしていた麦茶を横取りして飲みほした。
少し落ち込む。
「おいしいですぅ。・・・で翠星石は未来人ですぅ!!」
「ん?翠が名前じゃないのか?」
「翠星石じゃ長いからみんなから翠と呼ばれてたですぅ。・・・で、私はなんでこんな肌になったですぅ?」
「肌だけじゃなくてお主は死体じゃぞ。キョンシーじゃ。」
「ktkr、翠星石は死なない肉体を手にいれた、ですぅ!!」
「・・・お主頭大丈夫か?」
「よく弟に言われなれてるですぅ!!」
「・・・で、未来人というのは?」
「聞いて驚けですぅ!!2021年の学園都市の常盤台中卒、エスカレーターで常盤台高を卒業後学園都市を能力封印処置を受けて離れ、東京農大農学部を卒業したです!!その後就職使用としたら弟と一緒に爆発テロに巻き込まれたですぅ!!」
「・・・常盤台?」
私はその後も経歴を話している翠星石を水銀燈と金糸雀に任せ、歴史書を引っ張り出した。
「・・・ククク・・・ハハハ!!ちゃんと異世界だったのじゃな!!」
「急に話をぶったぎるなですぅ!!」
「すまんすまん。・・・で、翠星石は死なない体を手にいれてそんなに喜ぶのじゃ?」
「私は中高と何度も死にかけ、大卒で実際に死に、神様に転生させて貰った先は元から心臓が悪いというおまけ付き・・・死なないとわかっていれば色々できるですぅ!!」
「・・・あまり良いものでもないぞ。」
「何かいったですか?」
「いや、なにも。」
「糸と銀もキョンシーになってたのは驚いたですがここを楽園にするですぅ!!」
「ほう・・・農大出身の実力を見せてもらうのじゃ!!」
「私は外に出てここ周辺を見てくるですぅ!!日が暮れる前には帰るですぅ!!」
彼女は家を凄い勢いで飛び出していった。
「お母さま・・・翠に何が?」
「生まれる前の記憶がある・・・それだけじゃ。」
「金糸雀・・・翠っておとなしくて外にあまり出ない子じゃなかった?」
「そうかしら!!カナも驚いているかしら!!」
「な、なんですぅ!!」
「・・・騒がしいのが来たのじゃ。」
翠星石が仲間になった。