【日本 紺碧会】〔12月24日〕
「山本さんいかがしますか?」
「大高さん。あなたもわかっているでしょう。いや、東條首相や近衛さん。石原さんも腹をくくっているのですよ。」
「では・・・。」
「紺碧会は北邦政府に対して1月1日に宣戦布告をする。」
「・・・北邦も無差別級攻撃はしないでしょう。」
「この国は膿が溜まりすぎました。斎藤一族、徳川一族は最後の防波堤であり、その片方を維新の名の元に粛清した馬鹿によって今の政府がある。・・・我々は斎藤一族と意見は同じだが、どうせならその馬鹿の尻拭いまで彼らにやらせる必要はないでしょう。」
「かの国は良心がある。理由も話してはいる。」
「より良い敗けを・・・ですか。アレイスター・クロウリー氏を招いての新東京計画も始まったことですし・・・。」
「・・・日本の首都圏にもうひとつの首都を作る計画。」
「学生、研究者、文化人・・・そして将軍家の生き残りである旧水戸藩次期当主の徳川・・・いや、今は上条を名乗っている斉幸氏と鳥取藩の鳥木姫、秋田徳川家にして現在は徳川本家となった当主徳川道時以下5名のご子息、斎藤一族の軍人以外はこちらに移動する計画。」
「口の悪い人はゲットー呼ばわりされてますがね。」
「ここに皇族病死したことになっている大正帝が行くと。」
「・・・膿を出し尽くすまでの辛抱だが、その怒りは我々の命にて償おう。」
「我ら紺碧会・・・鬼となり悪魔とならん。」
「「「おう!!」」」
紺碧会幹部メンバー20名ここに誓う。
【参謀本部】〔西暦1939年1月1日〕
「参謀総長・・・悪い報告です。・・・日本が宣戦布告をしてきました。」
「なに?」
「さらに悪い報告です。・・・コードネームⅠと呼ばれる航空機の性能が判明しましたが・・・我々が主力とするR-1よりも45キロも速いことが判明しました。」
「よんじゅう・・・ほんとうやろな?」
「はい。」
「あかん・・・あかんで。」
「いや、大丈夫だ。」
「両津中将!!」
「ワシがこれぐらい考えてないと思ったか?コストの面でやめていたが、現在の4枚ではなく8枚にすれば670キロぐらいは出せる。後はエンジンの出力向上に期待するしか無いがな。」
「すぐに採用する!!急いで部所にまわすんよ!!」
「エセ京都弁が壊れてますよ。参謀総長閣下。」
「それだけ慌ててたんよ。・・・で、要求は?」
「流石ものわかりが閣下、実はこれを。」
「・・・なんやこれ?」
「木造戦闘機です。防御は低くなりますが、即時炎上のしにくさや脱出のしやすさ、コストを1式真中の1/12に押さえながら8枚二重反転プロペラ時速690キロを出すことができる機体です。最も20mm機関銃で限外なので拡張できる部分がエンジンしかないのが欠点だかな。」
「初期で100、次に4000、最期別エンジンのを10000作る。いいな。」
「へいへい。」