とある宮古芳香の悪戦苦闘   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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今日の総統

【ドイツ】

 

「よしゃ!!チェコ併合。後はソ連に喧嘩売ってぼろ負けしたポーランドに東プロイセン回廊を奪えば大ドイツの完成!!」

 

「良かったですね総統。」

 

「おお、グレーナーか。どうしたんだ?」

 

「元モルヒネ野郎がモルヒネ止めた瞬間に怖がりに成って、性能を上げてとコストを下げる工夫を技師達と直接話し合ってたらしいんだが、ヒートアップし、ビール飲んだら徹夜になり、それを5回繰り返したからクルト・タンクがぶっ壊れてゲテモノ設計してそれを量産許可しやがった。」

 

「やばいん?」

 

「プロペラが後ろに付いて、時速740キロで飛べる。拡張性も申し分ない。」

 

「鴨に似てるな(こなみ感)」

 

「どうします?」

 

「ゲテモノにかわりないが、スタイルどうこう言っていたら何も始まらんからな。黙認する。」

 

「これで1つめ、もう1つ報告です。大日本帝国の戦車は相当優秀なようです。ご丁寧に鹵獲品をこちらに運んできましたよ。」

北海道でいったんバラバラに分解して、輸送機で運び、それを上東海道で組み立て、鉄道でドイツまで運ばれた。

ソ連にも別の車両を渡してある。

 

「側面が斜めに角度がついているが、これは何故かね?」

 

「どうやら傾斜装甲と言い、砲弾を弾くことで車体を守るのだそうです。」

 

「画期的だ。これは我が帝国でもできるかね?」

 

「できます。軍人ではなく労働組合の1人として言います。」

 

「ふむ・・・。」

 

「観戦武官によると攻撃側は速度が一番必要で2番目に攻撃性、最後に防御性らしいです。」

 

「守りは?」

 

「1つに見つからないこと、次に防御性、最後に攻撃性らしいです。」

 

「真逆か・・・成る程。守りのも計画だけは進めてくれ。」

 

「ジーク!!ハイル!!」

 

【北邦 農南】〔2月19日〕

上海より南西に30キロ地点に日本軍4個師団上陸。

配備され始めた木造戦闘機R-2木型は敵の航空機である日本軍の電征より速いこの気体は防御力のあるR-1と同じく終戦まで使われ続けた。

また、日本軍によるチャフ攻撃と電波阻害攻撃を初めて受けてしまい、レーダーの過信は危険であり、無線も電波阻害攻撃時にも使えるように改造しなければならないと反省点も多く残したが、最終的に日本軍の武装放棄による即時撤退という結果になる。

撤退追撃戦には1式真中改や8枚2重反転プロペラを搭載し、エンジンを新型のSB空冷エンジン3式を採用した複座の戦闘爆撃機は216機は空母赤城、軽空母2隻、重巡洋艦2隻、軽巡洋艦1隻、駆逐艦4隻を沈めたが、戦艦比叡による新三式弾による攻撃で72機が一撃で葬られてしまった。(魔術的な一時防御術により消滅者が出なかったのが幸いだろう)

今後も戦争は続いていく。

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