【西欧】
北邦が成層圏まで届く列車砲をぶっぱなしている頃、西欧でも戦争に備えた動きが着々と進められていた。
フランスでは闘将ガムラン参謀総長がペタン元帥と共に機動防御戦術を提唱し、軽戦車を視察と敵歩兵の掃討、重戦車を対大砲、対戦車として史実のマジノ線計画を破棄した分だけ予算が当てられ、強力無慈悲の両戦車が量産されていた。
ルノーB1改・・・フランス主力重戦車であり、戦車兵が不満を抱いていた部分を改良されたタイプで、無限起動が剥き出しのため足を撃たれると行動不能になることがあるが、鉄壁のルノーと言えばこれに当たるほど防御と兵の生存性は高いものであった。
これが850両
ルノーR40改・・・フランスの主力軽戦車であり、37mmの主砲を40mmに、視察を主とするために時速45キロを出せるようにされたのがこの車両である。
これが1380両生産され、ルノーR45という新型も出来つつあった。
これいがいにもルノーR40が350両、ルノーR35が600両配備され、無線も全車両に乗っけられていた。
「ナポレオン6世陛下、どうですかな?陸軍は?」
「素晴らしい。これなら我がフランスは安泰だ。」
陛下!!陛下!!陛下!!
視察に訪れただけで民衆は万歳をしてフランス皇帝の来迎を喜んでいた。
「ふむ、悪くはないな。」
陸軍だけでなく、空軍、海軍も史実の2倍から3倍程の規模があった。
対してスペインではまるで自走砲とも言えるような46mmの主砲に車体後ろにある砲塔、前60mm、横35mm、後55mmの装甲、整地を時速40キロで走る戦車はKNG-20と呼ばれる戦車であり、現状の欧州では最高の中戦車である。(T34とも砲塔変えれば戦える拡張性もある)
これが800両あり、自走砲も中々の数が揃えられ、防衛だけ考えれば十分な航空戦力も持ち、何より海上戦力を2個艦隊持っている国は欧州ではイギリス以外はない。(フランスでも1個艦隊・・・ロイヤルネイビーは例外)
史実のような内戦もなく、ジブラルタルもしっかり保有しているスペイン帝国はフランスとドイツを天秤にかけるのであった。
【アラスカ】〔3月20日〕
ちょうど北邦で初期バズーカが量産され始めた頃、アメリカはG作戦を発動した。
冬の間に作られた新型主力中戦車のM4シャーマン300両、技術提供でカナダが生産されたグリズリー巡航戦車60両が作戦に参加した。
しかし、200師団(400万人)が終結していたアラスカにこんな数で突っ込んでも、パートナー3待ち伏せ部隊1万両が撃滅させた。
アメリカの迷走が激しくなる。