【アラスカ上空】
G作戦はアメリカ軍とカナダ軍の冬季攻勢であり、陸では戦車隊が壊滅したものの、運用データを録ることには成功したため、目的は達成していた。
上空ではその戦車隊を見せ札とした新型爆撃機B-29によるアラスカ4大都市の亜津、番実宇、東都、新平泉にある工場郡の戦略爆撃を目的とし、これが本命であった。
100機の新型爆撃機は高度10000メートルにてアラスカに侵入したが、高高度爆撃機・・・メモリアルⅡ(仮名3トン爆撃機)ベースB-17とし、初期型を輸送任務に全振りしたために新たに開発された爆撃機兼高高度迎撃機である。
素材は合金アルミニウムと北邦が特許を持つ強化ガラス強化を使用し、火器制御装置により針鼠のような弾幕を半自動ですることが可能になった。
爆弾の代わりとして試作型ミサイルを50本連続発射する装置や40mm機関砲を搭載することも可能なゲテモノ爆撃機である。
初の無線妨害システムを搭載しているこれにより返り討ちにされてしまったのである。
【アラスカ司令部】
「今回はレーダー網の上空を敵新型爆撃機が通ったからよかったけど、これがレーダーがない地点や万が一レーダー基地が破壊されて穴が空いたときに爆撃されると迎撃が間に合わない可能性が出てきたね。」
「佐天元帥・・・我々はHH作戦(ホワイトホース作戦)のために戦力を蓄えている段階です。これを爆撃されると次のIN作戦(イエローナイフ作戦)に支障が出る可能性もあります。」
「元帥、提案があります。」
「ん?空軍の中将だな?どうした?」
「迎撃機を開発するのは時間がかかりすぎると思われるので、高射砲を量産されては?地上攻撃も転用可能にすれば予算も空くかと。」
「・・・よし、統一企画にするよ!!戦車の主砲も全て8.8cmか15.5cmにして、高射砲もそのどちらかにしよう。予算も空くからそれで対空弾や対戦車弾の新型を開発しよう!!・・・あ、海軍にもなんか渡そう。」
「潜水艦の開発していた場所が運悪く敵の潜水艦によって破壊されてしまったそうですからね。」
「海軍の奴ら皆泣いてたからな。」
「陸軍の1/10000が彼らの予算だからね。仕方ないっちゃ仕方ないか。」
「戦艦もその潜水艦が怖くて出撃させれないからね。・・・国民からホテル呼ばわりされてるし。」
「可愛そうだけど・・・戦争だからな。」
「佐天元帥!!吉報です!!新型軽戦車が完成しました!!L-2の重量を5トン減らし、88mm2連砲を搭載して不整地時速70キロを走る軽戦車です!!前装甲50mmですがこの速度なら相手の砲弾も当たりません!!」