L-2の上位五感であり、開発者も同じなのでL-3と名付けられた戦車はすぐに量産されることとなる。
〔4月1日〕
北邦軍はHH作戦を発動、アメリカ軍には真空管を用いた電算機による偽の作戦地域を掴ませた。
しかし、この時アメリカ軍はなりふりかまわない異常な兵力を集めて防御したため、北邦は偽の作戦地域に・・・又はその先に何かあることが判明するのであった。
作戦自体は佐天の神憑り的な指揮もあり、敵を殲滅、間髪いれない突撃で体勢が整う前に作戦目標の都市ホワイトホースを10日で占領することに成功する。
続けてIN作戦を発動し、恐慌状態から建て直していたカナダ・イギリス連合軍は空挺の50万人降下という常軌を逸脱した降下作戦と155mmという現世代最強戦車ST-1を盾にして速度で勝負するL-2、L-3が孤立した部隊を掃討していき、カナダ軍は戦力の8割を、イギリス遠征軍も5割を失い地上戦力は壊滅した。
活躍した戦車だったが、ここでエースと呼ばれるものを車両ごとに規定された。
航空機のように個人ではなく約5人で1両を扱う戦車はこうするしかエースを規定できなかったという上層部の悲しみもあったが・・・。
で、この戦車のエース規定に伴ってカスタムという制度が導入された。
一種のモチベーション向上のための制度である。
エースは自分の機体もしくはチームの車両をカラーリングすることや、現地改造、スコアによっては専門技術者(頑固のババア達の有効活用)が与えられ、そいつらが可能な改造とお値段ならどんな改造もO.K.というものだった。
今までのmobエース達は色を塗る、通信機の性能を上げる、追加装甲を着ける、ガソリンタンクの増設等比較的大人しい物が多かったが、両津中将の指揮下の36機のR-1は真っ黒に塗られ、その中でも両津中将の機体は自作エンジンを使用した平均時速780キロ、特殊ターボジェットを詰め込み瞬間的に亜音速の域を出すように改造され、武装もロマンの30mm機関砲1門と22mm機関銃を搭載し、最強のロマン戦闘機ができたのである。
他にものび太軍曹(昇進)の30mmライフル砲による初の狙撃用戦闘機がR-1を改造してできたり、アイドルグループの似顔絵が描かれた痛い機体が多数現れたり・・・まぁ、ヤバイ感じに北邦軍が進化し始めた。
なお、戦略目標のイエローナイフという都市を制圧し、アメリカは北西部だけでなく中部の北、更にカナダ東部も守らなくてはいけなくなる。