とある宮古芳香の悪戦苦闘   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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大興奮翠星石

〔翌日〕

 

「服の質を向上させるですぅ!!」

朝一番にこれである。

 

「昨日近くを色々とみたらまだまだ使える植物があったですぅ!!それがこれですぅ!!」

翠星石は長い植物を手に持っていた。

 

「翠星石・・・それはなんなのかしら?」

 

「お母さま翠星石の持ってるのはなんなの?」

 

「私にもわからないことがあるのじゃ。」

 

「ふふふ、青苧ですぅ!!」

 

「青苧・・・カラムシか!!」

 

「そうですぅ!!ここから少し歩いた所に群生地があったですぅ!!私が管理するですぅ。」

 

「・・・まぁ任せるのじゃ。ただこっちの畑も手伝って欲しいのじゃ。」

 

「もちろんやるですぅ。20年ぶりにガッツリ動けるから張り切ってるだかけですぅ。」

 

「翠星石無理はしないでね。」

 

「カナからも水銀燈と同じ意見かしら。」

 

「えっと水銀燈、金糸雀・・・大丈夫ですぅ!!芳香から貰った命は大切に・・・自分の夢に使うですぅ!!いざ農業!!待ってるですぅ!!私が緑の革命を起こすですぅ!!」

 

(・・・翠星石の話だと常盤台って所はお嬢様学校だったらしいのじゃが・・・本当か?)

お嬢様学校出身には疑ったが、農大出身者は本当だとすぐ実力で示してくれた。

理由は・・・

 

「このジャガイモ・・・しっかり連作障害が発生しないようになってるです!!しかも土の栄養分を大量に消費することもない・・・神ジャガですぅ!!」

 

「木炭を作るのは任せるですぅ。不完全燃焼なんかさせねぇーですぅ!!」

 

「腐葉土腐葉土集めるですぅ。」

このようにその知識をフル活用して私の足りてないところを補ってくれた。

 

〔3週間後〕

 

モォー

「頑張るかしら!!」

 

「もう少しよ。頑張って!!」

ビチャ

 

「おぉ!!やったのじゃ!!」

牛が雄牛を産んだ。

これにより子牛の飲む分以外の原乳を定期的に仕入れることができるようになった。

 

「「「「いただきます。」」」」

 

「んん~!?美味しいわ!!」

 

「・・・何かの料理に使えるかしら。」

 

「濃いーですぅ。」

 

「美味しいのじゃ。」

 

この原乳が飲み物に追加されたことによりあることがうまれた。

飲み物でどれが素晴らしいかで喧嘩するようになった。

 

「麦茶ですぅ!!あの濃くすれば苦味、薄くすればさっぱり飲めるですぅ!!」

 

「牛乳よ!!暖めても冷やしても最高じゃない!!あの味わい、舌触り・・・麦茶なんて・・・ねぇ。」

 

「「・・・翠星石と水銀燈水を飲めかしら」のじゃ。」

 

「「な、なんですぅ!!」すって!!」

このように現在は水を飲め派の私と金糸雀が優勢だった。

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