【上東海道 各工場長合同会議場】〔数日後〕
夜神は旅客機を使って上東海道に来ていた。
「夜神さん!!無茶言わないでくださいよ!!生産ラインがパンクしますよ!!」
「だから僕はパートナー1と1式真中の生産中止分の余力を試作の方に移して欲しいとたのんでるじゃないか!!」
「ST-1よ!!あれの発展となればパーツをどんなに簡略化しても死ぬわ!!」
「ふふふ、アハハハハハハ!!死ぬ、今さら何を。君達は1度は死んでいる身だろう。なに、僕もこんな無茶をただではと言わない。対価として時間を渡す。」
バサ
「こ、これは!!」
「パートナー1の改良型を更に・・・。」
「いや、パートナー3よりも・・・。」
ざわつく中、ある程度静かになったのを見計らって月は話始めた。
「・・・まず、北邦の戦車の前提は高火力、生産性が良い、(北邦国民が)使いやすいこれが大切だ。・・・しかし、今回の戦争でアメリカとイギリスには現状で7000両近くを破壊され、日本にも短期間に改良型が2000両破壊されている。生産性が高くてもこれじゃあいつか破綻する。そこでだ、僕はパートナー3で成功した生存率の向上と防御力の関係を研究し、それを元にした設計を開始した。新型戦車はこの戦車の足回りを流用すれば良いし、155mmも同じだ。エンジンもーズグラブの新型Ⅵを乗せればいい。注目してほしいのが型に流し込むことによる時間の短縮化だ。しかも装甲はパートナー3の100を120mmにして、傾斜装甲にすることによって砲塔以外を240mm以上の防御力を誇ることになる。(砲塔は300mm)でだ、他国との違いとしてチタン装甲を採用することになった。均質圧延鋼装甲処理もすれば50トン以下なのに合計400mmの防御力の戦車の完成だ。」
「「「おお!!」」」
「北邦ではチタンがゴミのように鉱山で出るからな。有効活用できるだろう。」
見た目はソ連駆逐戦車のSU-100Yに似ているが、全体的に丸みをおびた装甲には繋ぎの部分が全くなく、唯一主砲と本体の接続部にあるだけだった。
機械的な信用度を増した半自動装填システム、5人乗りの臨時の指揮車両にもなり得る広さを持ち、なおかつ70発もの砲弾を車体にしまうことができた。
夜神はこの戦車をパートナー4とし、2年間は他国より優位に立てる駆逐戦車であった。
(内部は妖精にやらせるか。この戦車の問題は拡張性があまりないことだ。さて、僕にしてもこれが吉と出るか凶と出るか・・・。)