【ドイツ】〔10月11日〕
ギリシャ以外のバルカン半島を属国化したハンガリー軍と協力して制圧する緑作戦をヒトラーは発動させた。
イタリアも同調して未回収のイタリアを回収し、そのままドイツ軍と合流した。
ドイツ=イタリア枢軸同盟であり、これにハンガリーと北邦が入りドイツ=イタリア=ハンガリー=北邦4ヶ国同盟とも呼ばれるようになり、アメリカ、イギリス等からは悪の枢軸と呼ばれるようになる。
作戦自体はスムーズに進み、1ヶ月で戦略目標を達成した。
【ワシントン州】
シアトル奪還作戦がドイツの緑作戦と同じタイミングで発動された。
イギリスの横槍を入れさせないためにドイツと協議の上で日付が決定されたこの作戦は、日本軍のチルの性能を全世界に示すことになる。
チリ改とチル、チル改合計240両はチト改を盾にしながら蛸壺戦術をしていたT1ヘビータンクを易々と撃破し、M4シャーマンを体当たりで撃破したりと無双状態で、救援に来た空軍機も電征と電征改により撃退されてしまい、合流するはずであった蒼星石中将率いる第4軍の援護無しに敵の野営防衛部隊を撃破した。
50キロ地点にて第4軍と合流し、蒼星石の判断で市街地戦に同行し、シアトルに移り住んでいたアメリカ民間人を含めた60万人との戦闘になった。
北日連合軍の数は約53万人であり、銃の性能は世界一、しかも全員がゲリラ経験ありの軍人のため、10日で占領され、40万人の捕虜のうち、22歳未満は日本の学園都市に、それ以上は北邦の捕虜収容センターに送られた。
〔11月1日〕
北邦にて内閣改造が行われ、副大統領に対米強硬派のネロ、首相に金糸雀が就任。
ネロは
『ホワイトハウス破壊するまで余は戦争のためにありとあらゆる事をする。』
という就任演説をした。
アメリカにいた講和派はこの後完全に消滅し、本当の意味で総力戦となる。
アメリカも焦りが出始めていた。
〔12月24日〕
北邦はクリスマス作戦を発動し、ワシントン州東のアイダホ州で抵抗が激しい地域の空爆作戦が開始された。
1万機ものR-1、R-0、戦闘機に、メモリアルⅡ戦略爆撃機が飛んでいた。
中には2式真中や両津中将の新作でR-1の性能を高めた時速680キロを平均で出すR-2も混じっていた。
空爆は成功し、周囲の軍事基地を破壊することに成功し、余った爆弾を研究所らしき場所に投下した。
ピカ
研究職員7割消滅、2割被爆により数日後に死亡・・・オッペンハイマー博士は外出中のため無事だったが、マンハッタン計画は暗礁に乗り上げてしまったのである。