【イタリア方面】
ザッザッザ
ザッザッザ
「貴様かァーッ・・・ドイツを苦しめる狂神父アンデルセンわァーッ。」
「ナチス等というわけのわからん新興宗教に惑わされた軍人め。私自ら引導をくれてやる。」
ザッ
シュトロハイム大佐は改造された体から露になる重機関銃、背中から無数のアームが持つ武器の数々。
ザッ
片や魔術礼装が施された150mmの鋼をも貫通させる30cmのナイフを持ち、周囲には光輝く聖書が舞っていた。
「ナチス「バチカンは負けはない!!」ナァァァァァイ!!」
間合いをアンデルセンがシュトロハイムとの間合いを詰めるまでに実に5秒間・・・シュトロハイムは50発の鉄鋼弾、1発のロケット、16発の弾丸をアンデルセンに浴びせた。
直撃は7発、しかし、アンデルセンのダメージはナイフ3本が折れたのみである。
「エェイメェンン!!」
「死にやがれェッ!!狂神父!!」
ガン ガン ガン パン ガン
シュトロハイムは一撃毎に16本のアームを削られ、アンデルセンは一撃毎にナイフを折られていった。
「手強かったが・・・神罰の代理人である私には勝てないのだよ!!」
「それァーッどうかなァ!!」
最高の一撃、アンデルセンのナイフはシュトロハイムの右肩から先を抉り取り、機械の腕からはオイルが絶え間なく流れ出す。
シュトロハイムの一撃はアンデルセンの両足を骨ごと撃ち抜いた。
しかし、血液は聖書によって応急処置をされ、出ていない。
「ナチキチ野郎!!代理人には勝てないのだ・・・あ?」
6000メートル先、対魔術師狙撃兵の20mm空冷5連炸裂鉄鋼狙撃銃から放たれた5発の特殊弾がアンデルセンの眉間を綺麗に貫いた。
「目標クリア。イタリア右席の排除完了。」
「イタリア・・・いや、バチカンは戦争を根本的に理解できていない。シュトロハイム大佐の戦闘力は確かに素晴らしいが、集団には無力なのだよ。」
灰色の狐・・・ロンメル大将はコーヒーを飲みながら次の攻撃目標を絞りこむ。
横には手当てを受けたシュトロハイムの姿もあった。
バチカンは5人の最高戦力と強力な魔術師を多大な犠牲を与えることなく消失した。
純血と呼ばれる一派であった右席5人の穴を埋めるために他国の聖人を集めるようになる。
それだけではなく、制御のきく他派を吸収していくこととなる。
「ナチスの戦力は世界一ィィィィィィ!!次はカエル野郎の息の根を止めて見せらァーッ!!」
ナチス・ドイツは止まらない。
優秀な人材が有る限り。
【???】
ギイギイギイ
「物資はたんまりとある。最高の気分だ。茶色の先生はどうだ?」
「そうか、そうか。代行が言うなら良いのではないか?」
「少年はどうかね?」
「あァ(怒)そんどころじゃねぇわ!!アメリカのガスをどうするか考えて夜も眠れん!!」
「君、ここはドイツだ。少年は勘違いをしていないか?」
「ホロマシーニ。だから馬鹿なのだよ君は。」
「落ち着け黄色。総統の為にも我々がもめてもしかたないだろ。」
ギイギイギイ