【カナダ前線】
ネロがベルリンに到着した頃、北邦の前線にて不審な甦生不可能の死亡するキョンシーが増えていた。
「・・・精神的に悪いな。これは。」
「蒼星石将軍、いかがいたしますか?」
蒼星石は敵がアーカードでその能力、性格を知っていた。
「・・・指揮権を少将に移行させてくれ、後で軍法法廷に出廷する。」
「閣下?」
蒼星石はポケットから小さなハサミを取りだし、それを巨大化させた。
ザク
「交渉してくる。護衛は不用。」
【最前線】
zap ドサッ
「やはりキョンシーはタフで困る。中々死なないからな。・・・ん?」
ヒューン ドン
地面にクレーターを作りながら現れたのは・・・蒼星石だった。
「「「蒼星石閣下!?」」」
「君らはここでは足手まといだ、他の戦線に救援に行ってくれ。」
「し、しかし!!」
「上官の命令は従うものだ、中々待ちくたびれたぞ、強者よ。」
「アーカード・・・串刺し公め。・・・十字遠征の時には見逃したが明確な敵となるなら時間は稼がせてもらうよ。」
「倒すとは言わないのだな。」
「最低でも10万回も君は殺せない。10万の命を一斉に放出等慎重な君は切り札がないとしないだろ?今の君にはそれがない。しかし、こちらも殺しきれない・・・ならば延ばすだけだ。最低でも2年は粘らせてもらうよ。」
「ほう。年を跨ぐか・・・面白い、やってみろ、将軍!!」
そこから半径10キロは立ち入り禁止となった。
アーカードの銃弾は尽きることがない。
蒼星石はハサミや体を回転させながらソニックブームで攻撃を続ける。
途中から格闘戦を交えた近接戦になる。
蒼星石の回転は終らない、回転途中で魔術や妖術を発動させる。
回転している途中に軸となる足やハサミで魔方陣を描けばすぐにできるのだ。
アーカードは自慢の拳銃で急所や足を狙うが、回転がそれを完全にいなしていく。
アーカードはそれを笑いながら蒼星石の体に拳銃を撃ち続け、蒼星石は必死に止まらないように動き続ける。
蒼星石には勝てない相手だが、足止めは完全に成功した。
【メキシコシティ】〔11月15日〕
パン
乾いた一発の銃声がとある老人の体を貫通させた。
「は、反革命主義者め・・・共産主義は必ず復活す・・・」
パン パン パン
ドサ
その日、社会主義は進化を始める。
赤い赤ーい軍靴が牙を剥き出しにするのだった。
『ソ連特殊部隊が世界革命主義者トロツキーを暗殺。』
その情報は世界を動かす。
【コロンビア】
南米1の大国コロンビア・・・ここも戦略のキーとなる。