「お、おおお!?」
ジャギは色を見えるようになって驚いていた。
ジャギは自分の手を見てから私達の体を見て違和感を感じたようだ。
「ん?俺と・・・えーと「芳香じゃ。」芳香達の肌の色が違わないか?」
「違うのじゃ。・・・では話すぞ。私達はすでに死んでおる。」
「はぁ?死んでる?」
「水銀燈ナイフを。」
「はい。お母さま。」
「・・・グ!!」
私は心臓部分にナイフを刺した。
しかし私が倒れることはなく、ナイフで刺した部分も徐々に治る。
「・・・ゾンビ?」
「私達はキョンシーじゃ。で、キョンシーになると大切な記憶が消える。翠星石は夫の記憶が消えている。」
「そんなことねぇですぅ!!翠星石は・・・あれ?」
「どうやら記憶の矛盾に気がついたようじゃな。」
「おかしいですぅ。なぜ翠星石は今まで2食分も料理を作ったですぅ?」
「それが翠星石から夫の記憶が消えている理由じゃ。次に水銀燈と金糸雀はジャギ・・・お主も知っている人物じゃ。」
「へ?」
「旧名銀よ。顔や体格が変わってわからないと思うけど・・・。」
「旧名糸かしら。カナは口癖が直らなかったからわかるかもしれないかしら。」
「言われてみれば・・・どことなく・・・。」
「ちょっと待てですぅ!!私が変わったところは肌の色だけですぅ!?」
「破損部分が少なかったから元をベースにできたんじゃ。水銀燈と金糸雀は・・・ひどい死体じゃったの。・・・まぁ翠星石は力を強くしたり、片目だけいじらせてもらったがの。」
「そういえば・・・翠星石の目は両目赤色だったかしら。」
「今は左目が緑色かしら。」
「あ・・・え?」
(農業で頭いっぱいで顔なんて見てなかった・・・みたいな顔をしてるのじゃ。なんか面白いの。)
「・・・ということで私達はキョンシーということはわかったか?あとジャギが未来から来たことはわかっておる。どんな事をやってたか教えてくれると助かるのじゃ。」
「俺は牧場で働いてた。専門学校卒業してすぐだから2年間働いた。」
「ん?それだと歳が同じじゃないか?」
「これでも双子なんだぜ。」
「・・・なるほどのー。・・・ついでだし言っておくかの。私はここの世界出身ではない。別世界から働きに来ておる。」
「働くですぅ?」
「文化遺産の回収、独自の物を神界で転売、信仰を集める・・・じゃ。」
「神界?」
「文字どおり神がいる世界じゃ。お主達は私に協力して信仰などを集めてほしい。」
「なにかメリットはあるですぅ?」
「神界から色々な物を取り寄せたり観光として気軽に行けるようになるのじゃ。・・・まぁ目標を達成しないと無理じゃがな。」
「どれぐらいの信仰を集めるですぅ?」
「10,000,000人分の信仰を集める。・・・まぁ方法はたくさんある。地図を見せるぞ。」
私は机にロボットが作った北海道の地図を広げた。
「私はこの島全体を神聖化させる。そして1年間在住させれば1人の信仰を手に入れられる。また1人につき集められる信仰は10年間で1じゃ。つまりここで生まれ育てば100際まで生きてくれれば10の信仰を集めたことになる。これが土着式信仰方、もうひとつは神聖化された場所から離れた場所で現地の人が信仰してもらう方法じゃ。これは広範囲信仰方という。ただ1人の一生で1しか入らぬ。・・・まぁ信仰以外の方法の方は普通に物を売る感覚でよい。・・・高く売れる物が書かれたカタログが存在するから後で読んでくれ。・・・これぐらいかの。」
「大変だけどやりがいはありそうだな。・・・で、どんな宗教にするんだ?」
「神は神界で大統領をしているヤマメ氏として、蘇を扱うものにする・・・まぁ形は後でゆっくりと考えていくのじゃ。・・・さて、話は一回これぐらいで収穫作業を始めるのじゃ!!」
「カナに任せるかしら!!」
「私も頑張るわ。」
水銀燈と金糸雀が途中から黙るのは事前に説明しているからです(描写なし)