【カナダ オタワ前線】〔7月3日〕
・・・第239連隊・・・敵と遭遇。
約2時間の戦闘後塹壕に戻ることができたのは39名。
「嫌だ、嫌だ・・・死にたくない。」
「なんでアメリカはこんなことになったんだ!!」
「勝てるんじゃなかったのかよ!!」
ベテラン・・・それも戦争初期から戦ってきた俺に言わせればこんな若者を寄越すことしかできない軍部は既に人材枯渇が深刻だとわかる。
死にそうな時は沢山あった。
敵はイエローナイフ攻略を目指したIN作戦の大量にやって来た戦車群・・・味方の大砲の砲撃は効かず、味方の戦車の主砲も弾かれ、対して敵の砲撃は味方の戦車に直撃した瞬間に轟音とともに戦車の後ろに隠れていた味方の歩兵が真っ黒になるほどの火炎をあげて爆発した。
・・・親友やダチはその戦いでみんな死んだ。
必死に撤退して何とか軍法会議を回避して前線に戻ったらこれか・・・。
「弱音を吐くんじゃない。この後ろにある合衆国の主要都市には家族や知り合いがいるんじゃねえのか!!」
渇を入れる。
とにかく士気崩壊だけはさせねぇ!!
「敵機!!パートナー3だ!!」
「伏せろ!!」
ヒューン ドババババ
モコ
「生きてるか!!」
「何とか。」
「こっちもです。」
「少し待ってろ。報告しねぇと。」
無線が繋がらない。
「伝令を出すぞ。行く奴はいるか!!」
「じ、自分が!!」
「よし!!行ってこい!!」
走る・・・途中で放棄されていた自転車を入手した僕は壊れていないことを神に感謝し、前線司令部に向かった。
あそこには強力な対空陣地や150機が収容してある飛行場、数百両の巨大で勇敢な戦車が鎮座していたのを思いだし、あそこなら安全、あそこなら前線よりおいしい食事があるかもしれないと希望的な観測を持ちながら移動していた。
ガラガラ
「え?」
あったのはうめき声、走り回る衛生兵、散らばる肉片、崩れた司令部、鉄屑となった兵器だった。
「伏せろ!!」
誰かの声に従い地面に伏せる。
ヘルメットに石が当たる。
爆撃機の次は戦闘機の制圧射撃だった。
うめき声は少なくなり、代わりに衛生兵の死体が増えた。
「なぜだ・・・合衆国は神の作った国じゃなかったのかよ!!」
少年は叫ぶ。
理不尽なこの状況に・・・。
ただただ叫ぶことしかできない現状に・・・。
ニューヨーク進行作戦の数ヵ月前の出来事である・・・・。
「勝つのだ・・・・なんとしてでも!!・・・う!?」
「大統領!!」
フランクリン・ルーズベルトの急死。
世界の混沌は加速する。
補足
忘れられてるがこれはとある魔術、とある科学の二次創作になります。
ヒトラーは原石という描写がありましたがヒトラーは原石と同時に聖人でもありました。
ナチズムという宗教的な組織を作るには聖人でないと無理があるからです。
物語の中にも聖人はちょくちょく出ています。
アンデルセン神父はどの代でも聖人という設定で、アーカードは原石、ナポレオンは聖人で、ビスマルクは原石、ナポレオン3世も聖人で、チャーチルは原石と歴史的な指導者は聖人か原石のどちらかであろうという感じ。
天皇も聖人に当たる。
信長は原石で、キョンシーになるとその力が発現し、力を得ます。
原石と聖人力を意図的に両方使うことができるのはヒトラーのみ。
カエルの医師は空襲時に負傷したアレイスターを助けた青年軍属の医師
学園都市の規模を拡大する予定
ロシア正教は消滅、共産主義の第三思考を踏まえておくこと。