とある宮古芳香の悪戦苦闘   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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6年目

ジャギ夫婦を発見した私達は凍死した彼らを家に運んだ。

 

「・・・さて、問題になるのがどちらを生き返らせるか・・・じゃ。」

 

「難しいわね。」

 

「・・・ジャギではないの?集落の貢献的に。」

 

「真紅よく考えるかしら。貢献で全てを決めてしまえば今後に問題があるかしら。」

 

「・・・今回はジャギを生き返らせるのじゃ。そろそろ掟を作ろうと思っておったから、ジャギが復活したら大人を集めて話し合って決めるのじゃ。よいか?」

 

「それでいいですぅ。」

ジャギはこうして復活させることになったのだが・・・

 

〔15分後〕

 

「どうしてこうなったですぅ!?」

 

「私にもわからんのじゃ!!」

 

「2人とも落ち着いてほしいからしら!!」

 

「・・・ん?」

ジャギ(?)が起きた。

 

「気がついたようね。」

 

「・・・真紅か。・・・俺はあいつを助けられたのか?」

 

「・・・残念ながら。」

 

「そうか。・・・なぁ。俺の声・・・高くなってないか?」

 

「鏡を見る?」

 

「ありがとう水銀燈・・・て、なんだこりゃ!?」

ジャギ(?)は自分の体が女になっていることに驚いた。

 

「芳香さん!!これは!?」

 

「男の復活は始めてで何が起きるかわからんかったが・・・まさか女の体になるとは。」

 

「つまり知らないんだな。」

 

「そうじゃ。」

 

「・・・こっちの方がいいですぅ。」

 

「はぁ!?なに言ってんだよ!!」

 

「で、ジャギ・・・体の調子は大丈夫かしら?」

 

「調子は・・・いいね。前よりも強くなったように感じるよ・・・!?」

 

「口調も変化するか・・・。」

 

「芳香さん!?僕の体はどうなるの!?」

 

「一人称が僕に変わったわ。」

 

「水銀燈!?喜んでないでなんとかしてよ!!」

 

「諦めることも大切じゃぞ。」

 

「なんでキョンシーにした本人が諦めてるのさ!!」

なんやかんやでジャギ(?)は折れた。

 

「なら責任とって新しい名前をちょうだいよ。さすがに女の体でジャギって名前はきついからさ。」

 

「・・・翠星石の妹になったから・・・蒼星石で良いじゃろ。」

 

「蒼星石・・・。」

翠星石をチラ見した蒼星石に翠星石が

 

「なんか文句あるです?」

と睨む。

 

「・・・いや、ないよ。」

と諦めた顔をする蒼星石だった。

 

〔次の日の夜〕

蒼星石の一件もあって集落の掟を決めることになった。

最初に決めたことは集落の名前で翠星石、蒼星石に作った地図を見せ、未来でもこの場所が川上盆地と呼ばれていたので川上村とすることにした。

次にキョンシーにする定義は貢献度だけでなく、事故で両者が亡くなった時のために夫婦のどちらがなるかを決めることを予め決めておくか、後に亡くなった(長生きした)方がキョンシーになることにした。

ただ、これでは殺人をすることになるので殺された場合は殺した方を素材にすることにした。

 

(絶対にトラブルが起きると思うが・・・まぁ次の世代くらいに一部変更か、追加していけば良いじゃろ。)

簡単な掟が決まるのだった。




ジャギ→蒼星石
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