とある宮古芳香の悪戦苦闘   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

37 / 310
6年目2

〔6年目春〕

蒼星石も春になる頃には体にも慣れたようで、今は自分の2歳と1歳になる息子達にお母さんだよと刷り込んでいた。

その時の翠星石の反応は・・・

 

「う、うわぁ・・・安いオカマバーに行った時に似てるですぅ。」

と言っていたが私からも突っ込んだ

 

「あれ?お主22歳で飛ばされたんじゃろ?・・・え?」

 

「・・・ち、違うですぅ。」

 

(ヤバイ・・・こやつ腐女子じゃ。)

ドSだと思ってたらさらに思考が腐っていると思う私だった。

翠星石は全力で否定したが・・・。

そんなこともあったが、新しく村に来た2組が子供を授かった。

お祝いを込めて新しく住居を2軒建てた。(竪穴式住居だが)

また、農作業のやり方も1から教えた。

彼らは戸惑いながらもしっかりやるべきことをやってくれるので元の頭は良いようだ。

 

〔夏〕

農業の大変な時期が過ぎたので、田と畑の拡張、牛小屋の改良に取りかかった。

何だかんだで牛の数は合計5頭になっていたため蒼星石が必死に頼み込んだ結果だった。

ちなみに蒼星石は睡眠時間が毎日4時間というのに気がついたのもこの頃だ。

 

「なんでそんな無理をしてるですぅ!!」

 

「翠星石・・・頭に響くからボリューム落として・・・僕もね・・・寝たいの。だけどね・・・牛の乳搾りをしないと牛の胸が破裂するから。」

 

「すまんな・・・私も蒼星石並に寝てないから手伝えなくて・・・。」

私は村の警備で夕方に4時間寝てる。

品種改良された牛は乳の出を良くするために自らのカルシウムを犠牲にして乳を作り続ける。

そのため乳を一定時間ごとに搾らないと破裂するか乳が固まって病気になる。

機械でやれれば良いのだが機械がないので何時間もかけて手で乳を搾らなければならなかった。

 

「・・・牛の数をこれ以上増やすにはきついな。雌牛3頭でこれじゃ。妊娠はさせるが新しく産まれた雌は乳搾りにするのではなく食用か畑を耕すのに使うのじゃ。」

ただ、あまりにも蒼星石に負担が凄いので、ロボットを常時1体蒼星石につけることにした。

 

〔秋〕

実りの秋・・・今年は寒波の影響で不作だったが昨年の備蓄もあり、余裕をもって冬を越せそうだ。

 

〔冬〕

村に新な子供が2人できた。

女の子だ。

これで雛苺を含めて子供は5人

村の力になるのはまだ先だが、遊んでるうちに農作業を覚えてくれれば大きな力になるためしっかり教育をするのだった。

 

〔7年目春〕

また村人が子供を授かった。

労働力が足りないのに戦力にならない子供が増えても・・・と思ったが、ここを越えれば安定して人口を増やせると思い、拡張した田と畑に苗を植えるのだった。




村人口14人
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。