とある宮古芳香の悪戦苦闘   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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38年目~

〔38年目秋〕

震度4位の地震がおこったが、建物が崩れることもなく平和に拡張中の今日この頃、私達は川の治水工事を始めた。

 

「川の氾濫を無くせばさらなる田畑にすることができる。幸い曲がっている場所から水路をひき、下流の川に合流させればよいのじゃ。あの超人達(3世代目の男性)にやらせれば1年以内には終わるじゃろう。」

実際に超人達は牛の力も使ったが、約8キロの水路を完成させた。

 

〔40年目春〕

一部の村人をもうひとつの集落に移し始めた。

最初は翠星石と蒼星石の2人と15人の村人の17人だったが、すぐに子供が産まれ24人に増えていた。

どちらがどれだけ発展できるか勝負になり、一気に規模が拡大していった。

 

〔41年目冬〕

道沿いに長屋を建築し、人口増加に備える一方、さらなる道の拡張を始めた。

次に道を延ばすのは南東で山を避けながら道をひくことになった。

 

「・・・言い出しっぺの法則か・・・。」

今回は皆雪かきで忙しいので最初から最後まで私1人でやることになってしまった。

 

「うぅ、寒いのじゃ。・・・しかし今年は雪が例年よりも積もるのぉ。・・・何でじゃ?」

私にはわからなかったが、この寒波は約3年続いた。

温度変化に強い作物だったので大丈夫だったが、ある熊が凍死しているのを見つけた時は

 

「・・・これ大丈夫なのか?」

と呟く芳香だった。

 

 

閑話

芳香達約80人は余裕をもって(いつも通りに)過ごすことができたが、東北(一部関東と中部)はこの寒波により壊滅した。

人口が約1/3になるほどで、青森付近は無人の大地となってしまった。

中国ではこの寒波により漢王朝に対する不満が爆発し、約50年間にわたる泥沼の内戦が発生する。

 

閑話休題

 

〔44年目春〕

酷い寒波も終わり、3年ぶりに暖かい春をむかえた。

人口も100人を超え、4世代目も3世代目の特徴を引き継いだが、変わったところが女子も筋肉質になったところか。

 

(・・・しかし、25歳くらいになった3世代目がこの時代だと異常な大きさに皆なったのー。女性が小さくて160、大きいと170・・・男性は190が平均って・・・旧欧州人なのか?大きすぎじゃろ・・・。)

ちなみに私が生きていた頃にやんごとなき方・・・まぁ天皇陛下じゃな。

 

(あの頃は豪族がまだ輝いていた時代じゃな。孝徳様が政務をしていた・・・ん?斉明様じゃったかのう?今上様、御上と言ってたから時々わからなくなるのじゃ。・・・やっぱり腐っていたから記憶があやふやじゃ。)

昔を思い出せなくて悩む芳香だった。




3世代目の男達の体の肉付きはトリコとかバーサーカー(Fate/staynight)をイメージしてください。

この小説では芳香を平安時代にいた都良香説をガン無視しています。

(かすらせるとヤマメさんのアクションが色々起こってしまうので。)
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