〔冬〕
総人口2010人・・・毎年約2万グローブンが入ることになる。
(1億グローブンを貯めるにはやはり時間がかかるのー。・・・しかし生活は安定し、皆笑顔じゃ。)
私はこの仕事を引き受けて正解だったと思うようになった。
〔102年目・・・以降西暦表記に変更・・・西暦2年冬〕
この年は冬の間に色々な物が完成した。
1つが鞴(ふいご)である。
これによりたたら吹きの空気を送る作業が手動、もしくは水車を使った半自動となり鉄の生産量が増加し、それに伴って砂鉄の採取量と釣り合いを持たせるためにたたら吹きの施設を多数建設した。
また、窯の改良も進み、製造中に磁器が割れることがだいぶ減り、安定した温度を保てるようになった。
そのためまた私はある物を作ろうとし始めた。
「これが完成したら綺麗だろうなー。・・・頑張るのじゃ!!」
〔西暦5年夏〕
太陽暦を使ったカレンダーが完成した。
数年前から太陽、星の位置を測ることを趣味にしていた者達に記録してもらい、約12年の歳月で完成した素晴らしい物だ。
「これで集会をおこなった時のズレが少なくなるのじゃ。・・・祭りでも開いて時期を合わせるかな?」
そんな私の打算で毎年新年、5月の田植えの終了時、10月の収穫祭の3回祭りが始まることとなる。
〔西暦15年秋〕
野菜類の特別変異種が多数発見され、どれも神界と同じように保存性が身に付いき、1株当たりの収穫量も増えた。
この事でプチ人口爆発が起きるが、なんとか乗りきることになる。
乗り越えられた理由は新たに銅山を見つけられたからだ。
旧国光鉱山という場所で持ってきた本の中にとても小さく書かれていた。
発見されてからは銅以外にも資源が出てきたことでその銅山周辺には新たな集落が出来上がった。
その集落までの整地、道路の舗装には芳香も参加した。
〔西暦25年夏〕
ついに私は石英を使ったガラスを作ることに成功した。
(まさか耐火レンガと石炭を使うとはな・・・もっと簡単だと思っていたのじゃ・・・。)
まず石英を粉砕し、耐火レンガを使って石英が溶融する温度まであげる必要があったのだが、木炭だとその温度まで上げることが出来なかったので、私は近くに掘ればある石炭を使うことにした。
とてもでないが、石炭は現状燃料として使うなら、木炭を使った方が労力を少なくて済むので今まで使ってこなかったが、この石英ガラスの登場で少しながら需要ができてしまい、新たに炭鉱ができるのだった。
(まぁこのガラスを使えばコップ等の皿にも磁器以外で使えるようになるし・・・後々に使えるじゃろ。)
ちなみにこのガラスは型に流し込んで固めるため、宙吹きと呼ばれる丸い形にするための仕方はもう少し後に出てくることとなる。
人口 2430人
動力水車58基
共同風呂6ヶ所
窯 9基
たたら吹き施設 7ヶ所
銅山 2ヶ所
塩製造施設 3ヶ所
田158畝
ジャガイモ120畝
小麦100畝
大豆90畝
菜種50畝
他 各種40畝
牛300頭
鹿600頭
鶏120羽