【とある牧場】
私は就職後無難な生活をしているんじゃ。
4年前に幸運が重ならなければ、私はまだ邪仙の荷物持ち兼肉壁だった・・・いや、体を動かすこともできなかったと思う。
(今じゃ牛とヤギの飼育係か・・・。)
「新入り!!放牧に連れてってやれ。」
「了解なのじゃ!!」
住み込みで楽しい生活を私はおくっていた。
〔6年後〕
「クビ?」
解雇通知を牧場主に突きつけられていた。
「新通貨(下界と呼ばれている世界の信仰数)に馴れてないのに家の馬鹿が牧場担保に株で大負けしやがって・・・牧場主が変わるんだが上天使以上からしか雇用しないと通知が来てな・・・親戚の歴史保存学者が手伝いを募集してたから行ってみないか?」
「は、はいなのじゃ!!」
「餞別だ。」
「・・・!?種子じゃないか!!牧場の機密を外に出して良いのか!?」
「良くはないが・・・それほど俺がお前を解雇するのが辛いとわかってくれ。」
「オーナー・・・馬鹿ですまんのじゃ。」
私はその後オーナーの親戚の元に住み込みで働くこととなった。
【区営博物館】
オーナーの親戚の歴史学者(以後歴オタと略)は下神でお偉いさんだった。
「さあ田植え行くぞ子供達!!宮古はサポート頼むぞ!!」
「はいなのじゃ!!」
しかしお偉いさんで威張るのではなく、近所の子供達に歴史を教えたり、古い儀式(田植えや作物の育成)を体験してもらったりしていた。
(私は農業が古いと思わないんじゃが・・・ここだと機械がすべてやってしまうもんな。致し方なし。)
10年で私もこの国に染まってしまったのじゃろう。
そう思いながらも私は農業と簡単な木造建築に触れるのだった。
【とある医療機関】〔3年後〕
歴オタと歴史を学習しながら3年後、休日に私はとある場所で肉体の研究をされるのが日常になっていた。
「で、先生どうなのじゃ?」
「どうとも言われても・・・解析済みだし喋りたいだけでしょ。」
私が話している相手は八意永琳・・・幻想郷保護区に居ながら医者をしている人じゃ。
私が調べてもらっているのは生きてる人間に感染し、ゾンビにする可能性があるかないか・・・で、結果は安全と出たんじゃ。
そこで私は長年の夢だった子供はできるかと聞いたところ
「100%無理(笑)」
と言われたが
「・・・別の方向でできるかもしれないから少し時間をちょうだい。」
と言われて今にいたる。
「結果を教えるわね。・・・あなたの体に細工されたのを逆手にとる。キョンシーとして生命を作ればね。」
「そ、それじゃあ邪仙と同じことをしているんじゃ!!」
「焦らない・・・説明するわ。」