とある宮古芳香の悪戦苦闘   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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小話 村人の日常

普通の農民Aさんの場合

 

おらの朝は日ので前に始まる。

起きたら横で寝ている妻子を見てから長屋の外にある共有の井戸で顔を洗ってから(汲み取り式)便所に行って用を足し、再び井戸に戻って仲間達と共に田畑に向かう。

 

「お!?おはようですぅ。今日もがんばるですぅ!!」

朝どんなに早く畑に行っても翠星石さんは必ずおら達よりも早く作業を開始している。

彼女は口調はツンツンしているが、農業に関しての知識の量は凄まじく、おら達も勉強してるがなかなか追いつけない。

・・・というか追いつく前にだいたい逝ってしまう。

そんなこんなで作業を開始しする。

 

コケコッコー

鶏が鳴き出す頃に一旦作業を中断して朝食を食べるために食堂に向かう。

おらの妻もそこで働いている。

 

「今日のメニューは・・・お!?朝から海老の天ぷら定食があるだ!!」

 

「おいおい、山芋と牛肉で作ったハンバーグ定食だべ。」

仲間達と会話しながら最近食堂の後ろの壁に立て掛けられてある黒板に書かれた日替わりのメニュー5種の中から1つ選ぶ。

仲間達と食べていると横に市場で働いている若いにーちゃん達が座った。

 

「にーちゃんや、何かお勧めの品はあるかい?」

 

「あ、うちの所に入った将棋という玩具はどうでしょう。説明書をつけますから。」

 

「んじゃあとで子供連れていくべ。」

こんな感じて食事中は情報交換したり、世間話をするのが礼儀だ。

食事が終われば仕事に戻る。

太陽が頭の位置にきたら仕事を終える。

最近は便利になっているため日時計や水時計、砂時計で時計師と呼ばれる者に今の時間を聞くと10分単位で時間を教えてくれるし、ちょうど12時になると大きな指笛を鳴らして政都を歩いてくれる。聞こえたらその人も指笛を鳴らしていく。

だいたい10分くらいで政都じゅうに時間が伝わり、そこでおらは家に帰るか、長老の家に行って仲間達と本を読むか、熊を倒しに行くか、妻子と市場行って買い物をするかだが、今日は子供達を連れて市場に行った。

将棋を買ってやると嬉しかったようですぐに家に帰って子供達で遊び始めてしまった。

おらと妻は微笑みながら、その様子を見ていると風呂の時間になったので夢中に遊ぶ子供達に風呂だと言って中断させて風呂に向かった。

政都には共有風呂が14ヶ所もあり、すんでいる場所に近いところを利用する暗黙のルールがある。

風呂の作りは全て同じで、露天風呂、サウナ、釜風呂、足湯と体を洗うスペースになっていた。

体を洗うスペースには石鹸が常時置かれており、冬の農閑期に大量に作るため、石鹸が無くなることはなかった。

風呂から上がって家に帰れば家族の時間だ。

子供達に今日の出来事を聞いたり、夕食を食べたりして1日が終わる。




刻を使おうとしましたが、曖昧な部分が多いため時にしました。
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