〔夏〕
左腕の補助装置の修理に15万グローブンが飛んでいったが無事に修理されて戻ってきた。
(やっぱり片腕が動かないと生活が厳しいのじゃ。)
そんなことを呟いているが、今度は内装に取りかかった。
「えーと・・・ここに椅子か。木の机はここで・・・床はい草で作ったカーペットでよいか。・・・部屋と廊下全部じゃと足りるか?・・・足りない分は毛皮を使うしかないか。」
「忙しいんだから早くしてよね。僕も忙しいんだから。」
「そうよ。私も蒼星石も仕事の合間に抜けてきてるのだから。」
「すまんのじゃ。蒼星石も真紅も感謝しとる。あとは2階部分だけじゃ。」
〔秋〕
ついに行政を行う建物が完成した。(全校600人くらいの中学校をイメージしてください)
屋上を合わせると25メートルにもなり、1階と2階に分けられている。
1階は200人が入る討論場、今は食堂として使っている場所、初の上下水道を完備したトイレ、今は備蓄庫として使っている部屋(大きさは40人規模の教室)5つとなっていた。
2階は部屋が12室あり、図書室以外は今は使ってないが、すぐに埋まると思うので空き部屋となっていた。
完成した時は全人口で祭りをおこなって賑わった。
〔数日後〕
「とりあえず最初は水銀燈達をよんで各々がおこなっていたことを纏めた資料を移すことから始めんとな。」
ということで彼女達を呼び出して資料の整理を始めた。
「ヒナはここで資料を纏めてるなら現場に行ってさらに効率化した水流採掘をみてくるの!!」
「雛苺落ち着くのじゃ。ここで資料を纏めれば資材の無駄がなくなるし、設計図を纏めれば機材を作れる人が増えて結果的に効率化できるのじゃ。皆を見てみろ。最初から纏めていた翠星石と蒼星石は終わり次第無駄を無くす作業に入って効率化をはかっている。しっかり纏めてなかった水銀燈と真紅は無駄がたくさん見つかって修正しながら効率化をはかっておるのじゃ。雛苺も今頑張れば後々に繋がるぞ。」
「う、うにゅ~・・・仕方ないの。」
「雛苺私も手伝うから頑張るかしら。」
「お母さん・・・あれ?自分のは終わってるの?」
「何十年前に纏めて教科書にしたから大丈夫かしら。ほらここ計算がおかしいかしら。」
「ホントなの!!ありがとうなの!!」
微笑ましい光景だが、水銀燈と真紅は悲惨なことになっていた。
「真紅前の資料引っ張り出して!!」
「その資料は前に水銀燈が訂正するって持ってたんじゃ?」
他の者達は3日で終わったが、水銀燈と真紅は3週間もかかって終わらせた。