とある宮古芳香の悪戦苦闘   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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西暦48年~

〔西暦48年春〕

建物の中身を北海政府とし、1年が経過する頃には機能し始めた。

まずそれぞれの部署を作り、自分達の弟子や、金で引っ張ってきた者達をそれぞれの補佐にあてることで活動が活発化したのだ。

部署は6つあり政務、教育、経済、流通建築、畜産農業、鉱物海産となっていた。

ただし、私が政務と流通建築は兼任しているためキャパオーバー気味になりつつあった。

 

「大工の者達を引っ張ってきたから建築はそいつらに任せてるから大丈夫じゃな。政務は・・・数年後に誰が一番村に貢献しているかを聞く投票をおこなおう。最初の数回は物で釣るが、数回後から政治に参加してもらおう。代表者会議じゃな。・・・いや、政治についての集会を開き、質疑応答をして誰が良いか選ぶか。それを何回もしていれば政治の概念が芽吹くじゃろう。」

とりあえず私は両方することにした。

最後に流通は私が道をひく場所を決め、それを建築にぶん投げた。

他に大八車の製造と保管の管理は私がするが、それをひく牛については畜産にぶん投げた。

蒼星石に文句を言われたが、色々と理由をつけて言いくるめた。

 

〔西暦50年秋〕

有言実行・・・私は人々に私の補佐をするための人が欲しいと言って何回か具体的な内容を教える集会を開きながらこの世界に来て150周年、集落ができて140周年ということで自腹きって村で一番真面目に働いていたか投票をおこなった。

投票の仕方は簡単で各食堂の黒板に自分以外の1人だけ名前を書いてもらった。

多少の不正は覚悟していたが、村人同士が不正を見張ることでトラブルはなかった。

少し離れた海沿いの村と火山近くの村でもおこなった結果、金糸雀が選ばれた。

理由として金糸雀が子供の時に一度は絶対に授業を受けていることと、教科書等には作者として絶対に金糸雀の名前が入っていたからだと思われる。

ちなみに私は2位、3位は海沿いの村に住む凄腕の漁師だった。

ということで金糸雀に私から米3俵を、3位の漁師に米1俵を渡した。

3位までは5年間再び選ばれないとして、1年後にまたおこなうことにした。

 

〔西暦68年冬〕

不思議なことがおこった。

3徹で眠い目を擦りながら食堂で食事をし、眠気を冷ますために井戸に向かう時に何かに躓いて転んで落ちそうになった。

慌てて起き上がり、躓いた物を見ると・・・マント被さり、胸に小さな十字架を突き刺された男性の死体だった。

 

「なんじゃこれは?」

私は気になったので、水子を数人分使って彼をキョンシーにしてみることにした。

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