「まず邪仙とあなたが言ってる青娥があなたをキョンシーにした過程をあなたの証言とあなたの肉体を調べた結果から教えるわね。まず通常1人のキョンシーを創るのに元となる素材は複数いるの。例えば頭はAという人を使ったら体はBのを使う・・・みたいにね。余った素材はオプションのようにして使うの。足を速くしたり、腕の力を強くしたり・・・でもあなたは素材不足で完成しなかった・・・未完成の状態で出来上がってしまったわ。そこで邪仙は不足部分を植物と札を用いた。結果間接に異常があるもののお喋り人形が出来上がったわけ。」
「・・・複数人用いれば完成したキョンシーが出来上がるってこと?」
「そう。で、キョンシーを創る秘術はそこまで難しくないの。まず自身の髪の毛を藁人形に結びつけ、それを死体の心臓に入れる。次に藁人形が見えないように他の死体の肉で見えないようにし、首をハネる。最後に頭を乗せて真水に浸した糸で首と頭を繋げて特殊な呪文を15分以内に唱えれば完成・・・最低2人必要でしょ。」
「なるほどなのじゃ。・・・ん?子供を創るのと関係があるのか?」
「髪の毛で一部とはいえ体内に埋め込むのだから子供と言ってもいいじゃない?」
「屁理屈じゃの~。」
「まぁ使うかわからない・・・使わないで欲しいけど呪文の書かれた本を渡しとくね。」
「ありがとうなのじゃ。」
「代金は100グローブンね。」
ピ
「またのお越しをー。」
(しかし子供の~。)
作りたいが作れば捕まる・・・我慢するのじゃ・・・。
〔10年後〕
神界に野球が大ブームとなっている頃、歴オタのところから農園管理アルバイトに転職していた。
歴オタの人事移動が原因だ。
別の州に移動となったので私は解雇され、今にいたる。
彼から別れの際に163号と呼ばれる種籾20キロとジャカルタの種芋を2キロ、IR8と呼ばれる小麦ももらった。
「あの~。・・・これをもらっても・・・。」
「なに!!腐らないし200年間は保存できる。」
「いや、そういうわけじゃ・・・。」
「時間だからいくぞ!!」
「あ・・・行ってしまったんじゃ。」
後に私を色々と助けてくれることとなるのだった。
〔さらに10年後〕
『信仰の増加計画案が中神達の間で決定されました。これには増えた人口の捌け口を未開拓の大地に送り込む野蛮な政策だと言う中神もいましたが、ヤマメ様の直接提案とわかると手のひら返しをしたようです。VTRです。』
『圧倒的失策!!許されない。いや、認めさせない!!』
『・・・なにか文句でも?』
『あぁぁぁぁ!?』
グニャ~ン
(相変わらず政界はわからないな~。・・・ん?ポストになにか・・・。)
《解雇宮古芳香》
「ハァー。」
今年一番のため息を吐くのだった。
一人の信仰=10グローブン=10円
ちなみにヤマメが創った世界なら神は全てヤマメになる