とある宮古芳香の悪戦苦闘   作:星野林(旧ゆっくり霊沙)

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西暦160年~

〔夏〕

税の導入は比較的スムーズに進んだ。

人々は反対するどころか自分達がお金をつかうことで町や人々の助けになれるという考えを持っていたようだ。

 

(・・・懐に金をしまい込むやからもおらぬし、役人達は多少のサボりたい願望はあってもそれは大きな目標のために動く・・・しかも失敗は隠すのではなく報告の上で取り返そうと努力する・・・今のところは理想的な役人じゃな。)

昔だが、神界でも役人の不正が発覚した時があったが、その罰が凄まじかったので誰も不正をしなくなったのは有名な話である。(神を堕天させてから誰もいない世界にある1粒の光る石を見つけるまで神界に帰れないという地獄のような苦痛の人や人類と未知なる生物の戦争中に自身の体を得たいの知れない何かに人体実験された後に味方なしで勝つことができたら神界に帰れる等)

 

〔西暦170年冬〕

ガタが来ていたロボットの1体が壊れた。

可哀想なので私達は政府の地下にある個室の中に飾った。

このロボットの核の部分は一歩間違えれば危険だが、現状取り外すこともできないのでそのままだった。

 

〔西暦185年春〕

私は3ヶ月間旅をすることにした。

理由は私が政務を離れてもしっかり政治ができるかと、第三の都予定地として考えている渡島半島の視察をしたいと前々から思っていたからだ。

 

「留守を頼むぞ。」

私はそう言って政府から出ていった。

 

【渡島半島】〔夏〕

着いた頃には夏になっていた。

持ってきた食料の関係で1週間くらいしかここにいることはできないが、せっかく少し暖かくなってきたので私は海で泳ぐことにした。

 

「少し・・・体に刺激があるが・・・これはこれで面白いのじゃ。」

前々から海水に浸かったらどうなるかを試してみたかったので試してみたらピリッとしていて気持ちよかった。(イメージは炭酸風呂)

 

「さて・・・夕方になってきたのじゃ。そろそろ上がるか。」

私は海から上がって体を拭こうとタオルを取り出した時・・・バックがゴソゴソと動いていた。

 

「ネズミか?食料品が危ないのじゃ!?」

私は急いでバックをひっくり返すと

 

「・・・こんにちは~。」

 

「・・・。」

私はこの瞬間思考をやめ握りしめた拳を小さき者にぶつけた。

地面は30センチもへこみ、ゆっくりと手をどかした。

 

「ワハ(なにするですか!?)」

 

「・・・すまん、パニックになってしまったのじゃ。」

 

「・・・これ欲しい(これをくれたら許すよ。)」

 

「水飴か?・・・これでいいか?」

 

「ありがとう(あま~い。)」

今水飴を舐めている生物は全長10センチくらいで私にはわかるのだが言っていることの後に補足のように遅れて言葉が聞こえてきた。




(・ワ・)<おめぇのせきねぇでそ
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