〔西暦190年夏〕
開拓団の影響により知床半島も渡島半島同様に都市建設が始まった。
渡島半島は漁業と手稲鉱山と呼ばれる新たに発見された鉱山が主要産業だ。
特にニシンは大量に獲れるのだが、翠星石と蒼星石の2人が禁漁とサイズの規定をおこなった。
これは彼女達が未来でニシンがあまり獲れなくなることを知っていたからだ。
(よし、これで北海道の半分は生活圏になったのじゃ!!人口も100万人をそろそろ超えるのじゃ。)
ちなみにだがこの時の日本列島(北海道を除く)の総人口が約58万人のためどれぐらいこの人口を維持できるかが凄いかわかる。
〔西暦200年春〕
返済しなければいけない金が残り100万グローブンを下回った。
来年には完済できると私は見ている。
私はそのため、神界に1度連れていく人数を決め、10人抽選で決めた。
ただ、翠星石は1度神界で精密検査をしなければならないので絶対に連れていくことになり、残り9人を1年かけて抽選した。
「で集まったのがこのメンツか。」
はかせ、ネロが知り合いでは当たった。
他は役人が1人、農民3人、漁師1人、商人1人、大工1人だった。
「新しい発見をするしてみる~。」
「お主早死にだから見た目が8歳だからって言葉まで真似なくてもいいんじゃないのか?はかせ。」
「長老・・・まぁこの体で婆臭いことを言ってみなよ~、みんなドン引きだよ。」
という会話をはかせとしながら始めに来たトラックに乗って神界に戻った。
【神界 市役所】
「お、おお!!凄いですぅ!!」
(相変わらずすごい技術力じゃな。)
上を見上げれば空を飛ぶ電車やその駅だったり、半透明で様々な映像が流れているビルだったり・・・。
「さて、ここじゃな。」
市役所の場所は変わっていなかったが、建物の大部分が変わっていた。
「・・・来たのじゃ。」
『こんにちはガイド用ヒューマロイドの弦巻マキです。こちらの9名を案内させればいいですか?』
「そうじゃ。ちと時間がかかるから弦巻マキさんに従ってここを色々と見て回ってくるのじゃ。20万グローブン渡しておくからマキさんよろしくお願いするのじゃ。」
『わかりました。私に任せてください。』
翠星石を除いた9人は彼女に連れられて観光に移動した。
「さて、翠星石は・・・。」
「もう来てるよ。」
「早かったな橙。」
「この子で良いの?」
「翠星石の精密検査を頼むのじゃ。終わったら連絡して欲しいのじゃ。」
「わかったよ。また後でね。」
翠星石も連れていかれたが全員神界が凄すぎて唖然とした感じだった。
「まぁ至るとこに翼のはえた人や神、妖怪がいたら驚くか。」