【アパート】
私は帰宅するとテレビをつけた。
(本当どうしよう・・・行くべきか?いや、リスクが高すぎる。なら普通に生活でも・・・ん?)
『今日の夕方に連続覗き魔が逮捕されました。犯人は霍青娥・・・種族は仙人の様です。』
ブーー
(ちょ!?え?今!?邪仙今捕まったの!?あれから約34年過ぎてるんだけど!?・・・いや、34年だけか・・・。)
私の思考はこの件で1つしか考えられなくなった。
(逃げるのじゃ!!)
あの邪仙に捕まるなんて自殺した方がましだ。
幸い邪仙が捕まったのはここから遠く離れた場所・・・幻想郷の賢者に協力をしてもらわない限り10日は逃げれる・・・。
【市役所】〔翌日〕
「やるのじゃ!!」
私は書類を昨日担当してくれた男性の座っている場所に叩きつけた。
「本当にいいのですね?」
「もちろんじゃ!!」
「では明後日には出発になるので用意しちゃいますよ。」
男性は立ち上がるとロボットのカタログと用意すべき物が書かれたリストを私に渡たしてきた。
「トラックはこちらが用意しますので安心してください。・・・一応聞きますが大型車の免許はお持ちですか?」
「あ、これか?」
「・・・はい、大丈夫です。では私は明日の朝にご自宅をお伺いするので、それまでに無償のロボット2体と持っていく物を決めてもらえますか?」
「え?ロボットって無償なのか?」
「一定収入以下で税金をしっかり払っていれば無償で2体貰えますよ。」
そう言われると私は挨拶して帰宅したのじゃ。
【アパート】
私は部屋の収納スペースに入れたままの米、ジャガイモ、小麦と牛の種を取りだし段ボールに詰め込むと、通帳からカードにお金をチャージし、買えるだけ物を購入した。
(日用大工一式、鍬2本、布団、タオル、着替え・・・。)
貯金していた30万グローブンが瞬く間になくなり、やっとのことで荷造りが終わった頃には日付がかわり、日の出前になっていた。
このまま寝るのもなんなので、八意先生に言われた藁人形を創るのことにしたのじゃ。
(・・・ん?髪の毛の他に植物も結べば変わるのか?・・・トウモロコシを夜食でたべたのじゃ。そのひげでも結んでおくかのー。)
私が藁人形を創り終わる頃には8時くらいになっていた。
「ハァー・・・3体しか創れなかったのじゃ。」
するとチャイムがなった。
「はいなのじゃー!!」
ドアを開けると担当の男性と引っ越し業者が立っていた。
「決まりましたか?」
「はいなのじゃ!!」
私はオールドタイプ(防水、防腐、体内加熱発電式)を2体選ぶのだった。