〔西暦1150年春〕
北邦共和国と友好関係にあるモンゴルの部族とそうでない部族で大規模な戦闘がおこった。
「人口と技術力でこちらが勝つじゃろ。」
「いえ、そうはいきませんでしたよ。」
「な、なんじゃと!?」
なのからの報告によると友好関係の部族が劣勢だったので援軍として10万人を武具を持たせて出撃したらしいが、地の利と機動力を活かして10万人を翻弄し、約7万人が討ち取られた(ただ6万人は敵の死体を利用して蘇生のため正確には1万人が死亡)
・・・で敵も消耗したので追撃はなかったが、この間に政府が軍の形態を確立させ、食料系の部門から補給部門が独立し、連動して軍が組織された。
軍は男女混合の志願式だったが国のためと100万人が集まった。
今回の戦闘でキョンシーとなった人物たちが新人に敵の情報を教え、対策を練り始め、敵が使っていた弓をSBが解析、改良、量産をおこなわれた。
5年後におこなわれた反撃(動員数約109万人、後方支援は別)により敵のモンゴル部族は崩壊した。
しかし崩壊してもそれらが最終的に集まってまた襲撃してくるので約30年近く小さな紛争が続くこととなった。
「結果が戦争による武器の発展か。」
「元々似た技術は民間でありましたが、それが武器に使われた結果ですね。」
新兵器として火炎瓶、バリスタ、長槍が開発、運用され、さらに刀や太刀、弓等も改良されていった。
防具は青銅と皮で出来たヘルメット、運動靴、チェーンメイルが初期に開発されたが終盤にはさらに発展したプレートアーマーが使用されるようになった。
「人口が2憶6000万人じゃから約100万人兵士にしても大丈夫じゃろうが・・・。」
「はい。問題は複雑化しているようですよ。」
「翠星石は今回の件をどう見てるのじゃ?」
「・・・戦争は今で良かったというのが本音ですぅ。銃が出てきたら死人の数も爆発的に増えるですぅ。・・・この戦争から医療関係も発展していってるのは喜ばしいことですぅ。・・・通常時の兵士の問題はどこに兵士を配置するかですぅ。最初は農北でいいですが、次第に本州からも武士の台頭で圧力がかかると思うし、アラスカもまだ大丈夫と安心していたら敵がいきなりできるかもしれないですぅ。・・・場所のバランスに注目していきたいですぅ。」
「なるほどなのじゃ。・・・しかしそれだけじゃなくて軍法も急がさないと戦場でロマンスがたくさん発生することになるのじゃ。・・・今回の戦争でたくさん子供を産んだり産ませたりしたらしいからな。」
恐ろしいことである。