どうしてもテンポが悪い、
誤字報告等、アドバイス常にお待ちしてます
何だよ『親父』かっこいいじゃねぇか。不覚にも少し感動したぜ。
でも冷静になって考えてみると色々やばいよね?もし犯人が刑期終えて出てきたらどうするつもりだったんだろう?「一緒に暮らそう」なんて無理だよ、〜敵絶望からのさらなる大きな事件へ〜なんて未来が俺には見えるよ。
…………まぁどうでもいいか、本当のオヤジが悪いんだ。っと!それより『親父』早くここから離れないと!上着は……元に戻った後にこっそり拾いに行けばいいか、『親父』早くここから!!
全く、仕方のない子だな。野次馬の目が警察に向かっている隙に離れるとしようかな『俺』のお願いだからな。わがままは聞いてあげないと
◇
「た、助かったぁ〜」
地面に座りこみ少し安心できた。
っそれより私を助けてくれたあのお父さんみたいな人は………いたっ!
なぜか他の人の目が向いているのとは逆の向きへ早足で向かってる。多分あの人…………
私は側に落ちていた学生服の上着を拾い、去ってしまう男の人を追いかけた。
◇◇
「ま…っ……く……い」
まっくのうちぃ?……!
まっくのうち!まっくのうち!
左右へのリズムのいい振り子運動から繰り出す、連続のパンチを繰り出す『デンプシーロール』が代名詞の元日本フェザー級チャンピオン。
8度の王座防衛、それと並行して東洋太平洋圏各国の王者との連戦
タイ、フィリピン、インドネシアの王者を全てKOし勝利を収める
無尽蔵のスタミナと人並み外れた豪腕から繰り出される暴風のようなパンチの連打から風神の2つ名がつくボクサーである。
個人的には島袋戦が1番面白かったです。
「まって…くだ…さい」
誰か呼ばれてますよー……っとまずい戻る!早く人目につかない場所に行かないと
少し先に路地が!だけど急に走ると注目されて出てきたときには少年の姿⁉︎ん⁉︎なんで?的なことになりかねない、ここは少しずつ速度を上げて歩かなくては
「まって……まってください!お父さん‼︎」
あっやべ!これまさか……
振り向いた先にはさっきの敵に捕まっていた少女、
おそらく、いや間違いなく『親父』を呼び止める声に周りの人の目はすでにこちらを向いている……
路地の先に別の道がありますように‼︎
人目なんて気にしてる場合じゃねぇ路地までダァァシュ‼︎
よし!幸いにも路地の先にも曲がる寸前の所にも人はいなかった、建物の陰で元に戻って逆の道から知らない顔して上着を取りに行かなくては!
制服を亡くしたなんて言ったら……ダメだ!そんなこと言えない‼︎
「はぁ……はぁ……ッ!」
さっきの少女が目の前で膝に手を置き、肩で息をしている。姿が少し変わり頭の上に大きな耳が2つ生えている。ヤベェよ癒されるよ、なんか保護欲が出てくる見た目にウサギの耳……ウサギの耳ぃ⁉︎コスプレ少女か!!
あっ……個性か
その瞬間、身体中に疼く感覚、同時に光出す体+顔を上げこちらを見つめる少女=人生終了のお知らせ
残念、君の
光が収まるまで僅か1秒ほどの間にそんな言葉が頭の中を何度もよぎる。
目を開けるとこちらを驚いた目で見つめるウサ耳少女……可愛い……ッじゃなくて、さよなら俺の人生、そしてこんにちは地獄の人生。あ、元から訓練(地獄)知ってた。
何だよ俺のいる場所、最初から地獄だったじゃん
「やっぱり!あなただったんだ!」
爆弾その1、ドッカーン
「これ落し物です、それと助けてくれてありがとうございました!」
言葉と共に差し出される腕のあるのは俺の制服の上着…………これは確信してましたね。
爆弾その2、バッカーン
茫然自失で立つ俺に、ウサ耳少女はさらなる爆弾を全力で投げつけてきた
「お父さん!じゃなかった……あ、あの!…お、ぉ……ととも…」
「…………………」
「お!お、ぉとも……だッ!」
「……………………」
「お友達になってください…………ッ!」
よく言えました。とつい拍手をしてしまう。
パチパチッ〜〜〜っと………ん?
爆弾その3、ズギャァァン!バッカァァン!ドッッカァァン!!
◇◇◇
え?トモダチ?トモダチってお金くれる人の事?
このウサ耳少女、可愛い顔して俺を脅してるの?バラさない代わりにお金ちょうだいっ!的なこと?
わかってるわよね?あなた、今私に従わないとこの先どんなじんせい送ることになるか……わかってるわよね?的なこと?
いや、駄菓子菓子違う、だがしかし、こんな保護欲誘うウサ耳少女がそんな事するわけがない!
やめろっ!俺の中から出て行け!ウサ耳少女ブラック!!
「私、穂地 伊那子って言います!お父さん!じゃなかった……お友達になってください……」
こんなウルウルした目で懇願されるように言ったら俺の父性爆発ですよ、爆弾その4不発ですよ。
返答は首を縦に振るしかない、だって可愛いんだもの!
「四野 災害です。俺でよければ是非、お友達になってください」
◇◇◇◇
「お友達になってください…………ッ!」
やったよ!言えた言えたよ!
今までお友達なんていなかったけど、この人なら、この優しそうな人ならって、今も私を、私の理想とするお父さんみたいな顔でこちらを見ている……
けど返答がない……
い、いやなのかな?
「私、穂地 伊那子って言います!お父さん!じゃなかった……お友達になってください……」
もし、もし断られたらどうしよう……そうなったら私、ダメだよぉ……
「四野 災害です。俺でよければ是非、友達になってください」
え………………やった!やったーーーーー!
お母さん、都会に来て良かったです。怖いこともあったけど、初めてお友達ができました!
色々、伸びますように
ファーザー&フレンド的な
father&Friend的な