複数個性?1つだけいらないんですけど!!   作:ホタル隊長

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YEAHH!! ♯7

試験当日、雄英高校試験会場前にて

 

 

 

俺が立てこもり犯の人質になった日、俺を助けに来た全身タイツの痴女ヒーロー、ミッドナイトは雄英高校の教員らしい。

あんなのが教員でいいのか?多感な思春期に痴女をそばに置くとか雄英の校長は頭がおかしいと思う。

 

18禁ヒーローって何だよ……

 

 

 

 

個人情報を盾にとり雄英を受験するように強制的な命令を出すとかヒーローがやっちゃダメだろうに、

 

あの時の事をよーく思い出してみる……

 

 

 

 

 

 

 

 

「呼吸の音、息づかい、他にも色々あるけど、あなたさっきからジリジリと動いているのにプロヒーローである私が気づかないと思う?」

 

 

 

「逃げない?なにか事情があるみたいだから逃げてもいいわよ」

 

 

 

「ただし、今年の雄英高校を受験しなさい」

 

 

 

「当日来なかったら君の事を色々調べちゃうわよ、四野災害くん?」

 

 

 

「これ落としたわよ、財布と個性証」

 

 

 

「当日、ちゃんと来るのよ」

 

 

 

 

◇◇

 

 

……あの日、18禁ヒーロー(笑)ミッドナイトに言われたのは、

 

1.雄英高校を受験する事

 

2.当日来ない場合は俺の事を調べる

 

 

この2点だけだ、2つめは俺の事を調べられ個性が何らかの事でネットにでも流れたら人生が終わる、の為雄英高校を受験するのは確定だ。

 

受かれとは言われてないし、そもそも倍率300倍のヒーロー科を受験しろ!とも言われてないし……

なら俺は普通科に行くぜ!

 

普通科なら個性バレの可能性は低くなる。

それに近所の普通科の学校より雄英の普通科の方が卒業後の、進路にはすごく有利だ。

 

卒業した、というだけで大きな勲章も持つようなものだ。

 

 

 

 

ヒャッホーイ!

小さい頃からの教育のおかげで学力には自信のある俺にとっては普通科の、単純な頭脳での受験なんてほぼ確実に受かったようなもんだぜ!

 

 

 

それじゃ早速普通科の受験会場へ〜っと

 

 

 

 

「ようこそ雄英高校へ、四野災害くん」

 

 

肩を掴まれる感覚と聞き覚えのある声……

 

 

「久しぶりね、そういえば自己紹介してなかったわね」

 

 

そこにいたのは、

 

「18禁ヒーローのミッドナイトで〜す」

 

 

18禁ヒーロー(笑)のミッドナイトだった……

 

 

歳を考えろ!語尾を伸ばすんじゃない!!

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◇◇

 

 

「あなたの受験する会場はこっちよ」

 

 

その言葉と共にヒーロー科の受験会場に強制連行された。

 

またもや強制的である。

 

 

 

「ここが倍率300倍のヒーロー科の受験会場よ」

 

あ、はいわかったんでどっか行ってもらえます?周りの目がね……

 

 

「あなたが合格する事を祈ってるわ」

ーChuー

 

頬にキスをして去っていくミッドナイト……

おい待てや!あんた一応有名人だろ!周りの目がが

 

 

 

 

 

え、早く行け?前詰めろ?あ、はいゴメンナサイ

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◇◇◇

 

『エヴィバディセイヘイ!!!』

 

「「ヨーコーソー……えっ?」」

 

シーン……ってえ?言う流れじゃないの?

俺の他にも声聞こえたんだけど……?え?

 

 

 

『ナイスだそこのリスナー!その調子で頼むぜ』

 

 

「ヤー!」褒められた。

 

 

『実技試験の概要をサクッとプレゼンするぜ!!アーユーレディ⁉︎』

 

これは……来るぞ〜!

 

『YEAHH!!』

 

「YEAHH!!!」

 

 

あっはい分かりました。

これ言わない流れなんですね。周りの人がこっち見てきます。

 

……恥ずい

 

 

中略〜

 

 

 

 

恥ずかしくて机にうずくまっている間に説明が終わってた……まあいいっしょ受かる必要ないし適当にその辺隠れてたらいいんでしょ?

 

ん?着替えて試験会場へ?着替えなんて持ってきてないんですけど!

 

 

……上着脱ぐだけでいっか!

 

 

 

 

 

◇◇◇◇◇

 

「お?すげーノリのいい奴じゃん」

 

横にいた人が話しかけてきた。

 

「お、おれ?」

 

「おう!プレゼントマイクの説明中にあんな大声出して乗れるのはお前くらいだろ!」

 

 

あれは言わなきゃいけない感じだと思ったんです!

 

 

「あの緊張の中で声出せるなんて、すげー度胸だなと思ったんだよ」

 

違います!口が勝手に開いたんです!!

 

「ヒーローに大切なの物の1つは度胸だからな!その点考えるとあんたはこの会場の中にいる誰よりもカッコいいぜ!!」

 

 

や、やめろ!傷口掘りかえすな、恥ずかしかったんだぞ!

 

 

「集中してるとこ悪いな!どうしてもあんたに言っときたかったからよ。それにもしかしたらあの度胸も採点に入ってるかもしれないしな」

 

 

『ハイ、スタートー!』

 

 

『どうしたあ⁉︎実践じゃあカウントなんざねぇんだよ!!走れ走れぇ!!』

 

『賽は投げられてんぞ!⁉︎』

 

 

「それじゃ、お互いがんばろーぜ!!」

 

 

なんか一言もマトモに喋ってない気がする、悪かったよ心優しい少年

もう会うこともないと思うけど頑張ってくれ!

 

 

 

さて適当にその辺に隠れましょうかね。

 

 

 

横から壁を壊す音共にロボットが飛び出してきた

 

っ!!これがおそらく試験内容だろう……

 

多く倒した方がいい的なことだと思う、ならば俺のすることはこいつから逃げるべし!!

 

 

 

ダーッシューー!!!

 

とりあえず走って逃げるが、ロボットは完全に俺を標的にしてるようでピッタリとついてくる。

 

 

一体くらいならいいよね?追われてると隠れる事も出来ないし、個性使ってもいいだろ。

 

『親父』来んなよ!

 

 

 

 

『災害』発動!!

 

 

全身が疼く感覚……!ちょまっ

 

 

……俺の体は親父化していた。

 

 

 

 




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