……ここはどこだ?
気がついて目を明けてみれば、そこは白一色に覆われた場所にいた。
「ここはいわゆるこの世とあの世の狭間の、詰まる所死者の待機所みたいな所かな?」
後ろを振り返ると、そこには某アニメのマッドサイエンティストのような無精髭と白衣を纏った男がいた。
「ついでに僕は神様なんだけど、僕の部下の不始末で、君、死んじゃったのね?」
……なんで疑問系なんですか?
「まぁそこは気にしないでね。ともかく、部下の不始末は上司の不始末ってことで、君を別の世界へ転生させてあげることになったわけ。そこはOK?」
…………色々と突っ込みたいですけど、まぁだいたいは。
「なら上場、一応行ける世界はリスト化したから、ここから選んでね」
……どれどれ
『トータル・イクリプス』……あのストレスマッハな世界で死んでこいと?転生する意味無いよね?
『とある魔術の禁書目録』……これはこれで絶対にレベル5とかに殺されかけるの請け合いだよね?
『ブラック・ブレッド』……トータルよりはマシだけど、これもこれでストレスマッハだわ、転生とか死んでも勘弁だ。もう死んでるけど
『BLEACH』……転生して死神になるってどういうこっちゃ?アホなのか?ある意味作品の設定通りだけどよ
『魔法少女リリカルなのは』……SLB怖い、魔王様怖い
「君なにげに要求高すぎないかい?ていうかリリカルはそれなりに人気なんだけどね」
……アホか、どれもこれも戦闘介入待ったなしじゃねぇか!!そんなところに敢えて行く俺じゃあないよ
「ならジョジ……」
……それだけは絶対に嫌だ!!スタンドなんてやってられるか!!
「じゃあ何が良いんだい?言っとくけど戦闘は何処かしろに少なからず入るよ?」
…………なら、せめてISの世界にお願いします。
「ISって、それはそれで別の意味でストレスマッハなんじゃないかい?」
……良いですよ、元々ロボット好きでしたからね。ついでに好きな作品の一つでしたし。
「ふむ……ならば特典をあげよう」
……あー、転生特典ってやつですか?
「そうそう。今回は……そうだな……3つまでなんでもバッチコイだよ」
……ん?いまなんでもって言った?
「うん、言ったぞ」
……なら、一つ目に専用機を『ガンダムX』にしてくれ
「それまたどうして?ガンダムを専用機にとかいうのは何度も別のであったけど、どれもこれもフリーダムとかユニコーンとかウィングガンダムとかばっかりだったのに」
……ほっとけ、良いんだよ好きな機体なんだから。二つ目に、俺と一夏を原作開始まで会わせるな。ついでに同じクラスにもするな
「う~ん、それまたどうしてかい?」
……変に関わって原作解離とかしたくないし、何よりそれじゃあつまらない。
「なら三つ目は?」
……これは個人的なんだが、自分自身の肉体を強化したい。出来るなら頭脳面で
「どういうことだい?」
……こんな神様特典な機体を、それとビット兵器どころかビーム兵器さえまだ未発達なのに、そんなものを、それも高火力決戦兵器を搭載してるこいつを、誰が整備できる?
「な、なるほど……」
……それに、こんな機体を持っていれば少なからず『ウサギ』の介入を受ける。そうなったら面倒だからな、最低でもシュナイゼル以上ルルーシュ以下の頭脳は欲しい。整備とかの技術は反復練習で何とかなる。
「まぁそれはそれで結構な無茶苦茶言ってるけど……」
……なんでもバッチコイなんだろ?
「まぁ二言したら、それこそ天界の信用問題だからね。分かったよ。だけど一つ目、少なくとも機体名は変わっちゃうけど、大丈夫?」
……その程度なら、まぁ、仕方ない、か
「了解、なら……いってらっしゃーい!!」
……なんかノリが軽いな~って床が開いてノォォォォォォ!!
こうして、俺の新たな人生が幕を開けるのだった。