IS 月は出ているか?   作:ドロイデン

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約2週間?3週間?それぐらいぶりの投稿です!!


Episode44 セシリアvs一夏 前編

 原作通りの約一週間後、俺と本音、シャルの三人はスタジアム内の観客席に居た。近くには春秋と総士、さらに簪の姿もある。

 

「ついに一夏のデビュー戦か……」

 

 総士が顎に手を当てながらふざけてそう言ってるが、目はどう見ても狩人やそれと同じ目をしていた。

 

「実際のところ、一夏の腕はどうなんだ春秋」

 

「俺は一夏兄さんの練習には手伝って無かったから……でもマドカの話だと反射神経と直感、洞察力なら俺たちより上らしい」

 

 それを聞いて少しだけ苦笑いを浮かべる。これはセシリアにとっては、原作よりもハードルが上がってるな。機体性能も含めて。

 

「そういうクロトはセシリアの実力は分かってるのか?」

 

「おおよそはな。それでも一年くらい前だから、今の実力は予想ぐらいしかな……シャルは?」

 

「一応セシリアがチェルシーさんに師事して貰ってるって聞いてたから、多分狙撃なら春秋と大差はないんじゃないかな?」

 

 妹の言葉に全員がなるほどと頷く。俺が知ってる限り、織斑一夏の専用機の『白式』はブレオンの純粋な格闘機、スペックはスピードと格闘性能にほぼ全振りしていて、射撃武器は一切無い。

 

 が、その白式はこの前の盗難によって白式は確か解体されている。となると恐らく……

 

「一角獣かな……」

 

「だな」

 

 俺と総士ははっきりと言う。一角獣……詰まる所中の人ネタのユニコーンだろうと俺たちは予想するが、しかし春秋は苦笑いを浮かべていた。

 

「……残念だけど、一夏の機体はユニコーンじゃない」

 

「へ?マジか?」

 

 その言葉に少しだけ驚く。世界の修正というものがあるなら、ここに三人もオリジナルのMSの力を持った人間が居るのだ、皺寄せとして一夏もそうなるものだと思っていたが。

 

「ま、機体が何かはお楽しみにということで……っと、出てくるみたいだぞ」

 

 そう言われ釈然としなかったがとりあえずフィールドに視線を直す。先に現れたのはセシリアで、パフォーマンスなのか地面に降りると、軽く基礎技術の浮遊歩方(ホバーステップ)を応用して観客に挨拶してる。

 

「やっぱセシリアは動きにムラがないな……」

 

「確かに、(原作では)他の面々が特徴的なせいで、アイツ自身がそこまで目立ってないしな……」

 

「それな、ホントそれ」

 

 実際、原作のセシリアのBTとか容姿がストフリに似てたせいでそこまで特徴的とは言えなかったんだよな……。それに中国娘のようなパワー型でもなければ、ドイツ娘みたいな強力な第三世代兵装もない、シャルロットのようにオールラウンダーでもないと、どこまで行っても微妙だった。

 

「けど、慢心してないセシリアは普通に強いがな」

 

 そう、今のセシリアには原作のような女尊男卑の風潮に呑まれてない、詰まり実力の差という問題での傲りはあっても、自分が強いという慢心はない。それだけでだいぶかわる。

 

「さぁ……お前は何をどうする、主人公(織斑一夏)?」

 

 

 

一夏視点

 

「なぁ箒、俺、結局ISの操作殆ど教えてもらってないんだけど?」

 

「…………」

 

「顔を背けるなよ……」

 

 俺はガックリと項垂れながら旧来の幼馴染みにそう言った。

 

 というのもあの日から、少しでも動けるように箒に練習相手を頼んだものの、中学時代、新聞配達のアルバイトをしていたせいで体力が落ちすぎてしまっていたのだ。まぁその結果箒に呆れられ体力作りと剣術を教わったのは、それなりに理解できる。

 

 しかし、それなのにIS関連は箒自身もあまり得意ではなかったため、教科書に出てくる基礎運用範囲ぐらいしか教わらなかったのだ。しかも箒はどうやら感覚で動くタイプだから、それも微妙だった。

 

「し、仕方ないだろう!!私は代表候補生でもテストパイロットでもないんだからな!!」

 

「それでももう少し教え方というものがあるんじゃ……」

 

「…………」

 

「だから顔を背けるな!!」

 

 俺がそう突っ込むと何故か後頭部に重たい一撃が飛んできた。何事かと振り返ってみると、

 

「喧しいぞ織斑兄」

 

 出席簿を構える担任の実姉の姿があった。

 

「千冬姉アダッ!!」

 

「織斑先生だ馬鹿者、まったく公私の分別ぐらいつけろ」

 

 呆れ顔で言ってるが、俺としてはだったら目に隈を着けるなと言いたい。どんだけ俺の試合が楽しみなんだよ……遠足前の小学生かよ。

 

 そんな事を思っていたら再び出席簿が頭に振り下ろされる。

 

「痛!!」

 

「なにか余計なことを考えていただろ?……まぁいい、それよりも織斑兄、一次移行は済ませてあるんだろうな?」

 

「いってぇ……一応届いた日にフィッティングとかは済ませたけど……それよりも千冬……織斑先生、聞きたいことが」

 

「?」

 

 千冬姉は少し首を傾げると、俺は自分の専用機のガントレット(普通はアクセサリーになるはずなのに、何故か防具なんだよな……)でホロモニターを浮かび上がらせる。

 

「?…………!!??」

 

 それを見た途端驚愕に顔を歪めている千冬姉を見た。

 

「……まぁ、何とかなる……だろう?」

 

「いや、そんな疑問系で言われても困るんだけど……」

 

「五月蝿い、幾らなんでもこんな機体を渡すなど私が知るわけあるか!!」

 

 なんかむしろ逆ギレされたし……まぁ……でも、

 

「俺なら……()()ならやれるよな……」

 

「?」

 

 千冬姉が首を傾げるのを傍目に、俺はガントレットを右手で触る。

 

「行くぞ……『白獣』!!」

 

 その言葉と共に、俺はフィールドへと飛び出した。




オマケEXTRA ドロイデンのつい最近の出来事

ド「お、FGOで詫び石と札が貯まってた、よし、引こう!!」

一回目

メフィ「ヒッヒッヒ!!」←なんか出てきた!!しかも丁度五枚目!?

二回目

「激辛麻婆」←うん、まぁ別に売ってプリズムにでもしよう、ていうか久々に麻婆豆腐食いたいな

三回目

邪ンヌ「さぁ、契約書です」←…………ファ?ヘ?ヴェェェェェ!?ちょ、イミワカンナイ!?


……その後学校でこの事を友人に話したらガチのフルボッコにされました。……自分の強運が怖いです(無償で過去に英雄王、聖ジャンヌ、孔明、イリヤ、モーさん、嫁セイバーを当てながら)
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