黒い雲
これは魔人ブウを倒してから数ヶ月が経ったある日の出来事である。
第一話「黒い雲」
???「....あれから数ヶ月。今ではミスターサタンさんを知らない人なんていないくらいの有名になっていたサタンさん。.....まあ実質ブウを倒したのはお父さんなんだけどね...でも今頃ブウを倒したのがお父さんこと孫悟空なんて今の世間に言っても信じてもらえないだろうけどね...はは。......ああ僕?僕は孫悟空の息子の孫悟飯。今は訳あって別の次元にいるんだ。え?何でかって?それは僕がいつものように高校に行く途中に起きた......」
悟飯「ふぁぁー...眠いなぁ。」
チチ「悟飯だらしねぇぞ。もっとシャキッとするべ。朝からみっともない。」
悟飯「す、すいませんお母さん。今顔を洗って来ます。」タッタッタッ
悟空「悟飯どうした?朝からどたばたして。」
悟天「あーひょっとしてお母さんに何か言われたんでしょー?例えば顔を洗えとかー?」
悟空「顔を洗えかー....悟飯、朝はちゃんと顔を洗ってシャキッとしなくちゃ駄目だぞ。」
悟飯「す、すいません。......あ、まずいこんな時間だ!今日はテストがあるんだった!急がなくちゃ!」ダダダダ...
悟空「ほぇーまだ若いのに忙しいなー。おらとは大違いだぁ。ハハハハハ.....」
悟天「.....まあ、お父さんはニートで無職だから分からないよねー?」
チチ「そうだべぇ!悟空さも早く仕事するだ!!!!!」
悟空「.....すいませんでした.....」
悟飯「まあまあ、お母さんも朝からそう怒らないでください。」
悟空「悟飯....(やっぱおらの子だ.....)」
悟飯「じゃあ行ってきます!」
チチ「あ、悟飯!飯はどうしただ?まだ食べてないだべ」
悟飯「え?何言ってるんですか?ちゃんとテーブルを見てください。」
チチ「テーブルを見ろって言われてもだなぁ.....あ......」
そこには自分と母のチチや父悟空や弟悟天達が食べ終わりケチャップやソースまみれの食器ではなくいつもの生活で使う物がありました。その食器はと言うとちゃんとピカピカに洗われてありまるで新品のような輝きを放っていました..
悟天「兄ちゃんすごいすごい!」
悟空「よくあんな短時間でやったなー。(さすがおらの子だ)」
チチ「......おらの立場が.....つうか眩しいだ...」クラクラ バタッ
悟飯「!!!お母さん!!」
悟空「でぇじょうぶだ。心配すんな。おらたちが看病するからおめえは行くんだ」
悟天「それに兄ちゃん、今日テストって言ってたよね?」
悟飯「あ。......そうだ早く行かなきゃ。じゃあお父さん、悟天お母さんの事はたのみましたよ。...じゃあ行ってきます!
悟空「おう、テスト頑張れよー!」
悟天「いってらっしゃーい!」
ガチャ
悟飯が外を開けるとさっきの食器の輝きでは話にならないくらいの眩しい太陽が自分と辺り一面を照らしていました。
悟飯「はぁぁ暑いぃぃぃ。....金斗雲ー!!!!!!!」
ビューン!!!!
悟飯「さすが金斗雲だ。よし今日は遅刻ギリギリの状態だ全速力で頼むよ。...行けぇぇ!!!!!」
ビューン!!!!!!!
悟飯「お?いいよ金斗雲。この調子なら遅刻しなくても済むかもしれないな。それにしても綺麗だなぁここからの景色は...でも暑いけどね」
さっきの家の回りの景色とは大違いで下を見れば動物達が今日も元気に遊んでいる姿が見えたり、上を向けば雲ひとつない快晴が見えたりしました。左右を見れば小鳥達が自分と同じく気持ち良さそうに飛んでいました。
ゴコゴゴゴゴ.....
悟飯「ん?何だ?いきなり雲が出てきたぞしかも黒いし....」
それはさっきの天気とは大違いでとてもゴワゴワしておりとても大きく黒い雲がいきなり出てきました。まるで悟飯を待っていたかのように....
悟飯「.....あの雲何かがおかしい.......はっ...何だ.....僕と金斗雲を飲み込むつもりか?」
そのゴワゴワして黒い雲は真っ直ぐ進むのではなくだんだん悟飯達に近づき今にも悟飯達を飲み込もうとしていました。
悟飯「....き、金斗雲!逃げるんだ!とにかく今の速さよりももっと早く!」
ビューン!!!!!!!!!
ゴコゴゴゴゴ.....
悟飯「なっ.....早い、そして面積が広い。いくら全速力でいっても面積が広いんじゃ簡単に飲み込まれてしまう.....
と、悟飯が呟いたその時だった..!
ゴコゴゴゴゴ.....ヒュー!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ゴワゴワして黒い雲の真ん中に一つの穴が開き、そこから全てを吸い込むかのように吸収をその雲は始めた。
ヒュー!!!!!!!!!!!!
悟飯「ぐっ.....やはりおかしい....あの雲.....自然と出来たものではない....誰かが操っているように見える......だ、誰だ!出てこい!こんなイタズラをしたのは?」
と、悟飯が叫んでも誰も返事はしない。逆にどんどん雲の吸収が激しくなっていった。.....その時だった。
????「...はん.....」
悟飯「え?今誰かが僕の名を......」
????「...孫悟飯!!!!!!!!!!!」
その瞬間信じられないくらいの強風が吹き悟飯を吸収し始めた。
悟飯「なっ.....くっ........うっ、うぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
耐えられなくなった悟飯はそのまま雲の穴に吸収され飲み込まれてしまった。
...その黒い雲は悟飯を吸収し飲み込んだ瞬間一瞬にして消えて、何事もなかったようにまた雲ひとつない快晴に戻っていった。
一方その頃....
ビーデル「悟飯くんおそいわねぇあと五分で始まるっていうのに.....」
次回.....第二話「音ノ木坂とµ's」