ラウンジ
そこで本を読んでいた人物は自分を訪ねてきた少年から何かを言われている、それは
「え?、怪しい人物を見つけてほしい?」
「はい」
と目の前の少年、三輪に協力を申し上げられるナギサ
「でもどうしたんですか?、藪から棒に・・・」
「理由は詳しくは言えません、ただ一つ言えることは・・・このボーダー内に不届きな輩が潜んでいる可能性があるということ、それだけだ・・・」
「ボーダーに不届きな・・・?、それってどういう?」
「これは極秘、悪いが詳しくは言えない・・・」
「でもそれだったらどうして僕なんかにそれを?」
「あまり俺たちが動くと変に目立ってしまう恐れがあり、そうなると敵も簡単には尻尾を出さなくなってしまう・・・だから下手に動き回っても怪しまれない奴が必要だ・・・あんたはソロで活動してるから交友関係も広いからその可能性も低いと思ってな」
「でも僕・・・あんまり皆さんを勘ぐるようなことはしたくないですよ・・・」
「深く考えなくていい、いつも通りにやっていればいいだけだ」
やや悩むように考え込むナギサ、そして
「・・・・わかりました、僕もできるだけ協力しましょう・・・」
「助かる、あんた以外に頼めるのがいなかったんだ」
「では普段通りに行動しつつ周りを見ていればいいんですね」
「それでいい、俺たちも風間隊もそれぞれ動くからな・・・今日はどうする?」
「今日はこの後、太刀川隊と合同です」
「太刀川さんか・・・白だと思うが、俺はあの人が苦手だ・・・」
「そういえば言ってましたね・・・あっ、言ってたらもう時間ですね、それじゃ僕はこれで」
と別れる二人であった
「(東雲渚・・・今この時で信用できるのはあの人だけだ・・・)」
三輪はそう心でつぶやいているのであった・・・・・・・・
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そして
「今日はよろしくなナギサ」
「あんたがいるとなんか、俺の出番がなくなりそうだけどな」
「そんなことないですよ出水さん、太刀川さんもよろしくお願いいたします」
と三人は防衛任務前に話し込んでいると
「あのー・・・僕もいるんですけど・・・」
無駄に髪の長い少年がひょっこりと顔を見せると、ナギサは言った
「ごめんなさい・・・誰ですか?」
「んなぁ⁉」
ナギサの一言に見事撃沈
「ナギサさんも何気にこいつの扱いわかってんのな・・・」
「お前はその程度の男なんだよ唯我・・」
「お二人までヒドイ‼」
さらにショックで撃沈する少年、唯我であった
『ほーいみんなー、そろそろ来るから構えてねー』
と四人はそれぞれ戦闘態勢に入りそして、ゲートが開き現れるトリオン兵に挑むのであった・・・・・・・・
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防衛任務終了後
「あー、終わった終わったー」
「やっぱし俺の出番はなかったな、やっぱ二人ともすげーわ」
「でも出水さんのサポートなしではきっとあそこまでいけませんでしたよ」
「あのー僕は・・・」
「「お荷物は黙ってろ‼」」
「ぐはあ!」
となんだかあたりに真っ黒な雰囲気を漂わせて落ち込む唯我であった
「ようしナギサやっぱりうちに来い、こいつの代わりに」
「のあ!」
「すいませんけどまだその予定はありませんよ、それに入ったら絶対にレポートだの課題だの手伝われそうですし」
「うぐっ・・」
「まったくですよ太刀川さん、年下にレポート手伝わせるとか恥ずかしくないんすか」
ナギサに言われて唯我ほどでないにしろややテンションが下がる太刀川であった
「だったらランク戦しようぜランク戦、今度はおれが勝つからな!」
「課題とかレポートを終わらせてからにしてくださいね」
「ナギサさんの言うとおりっすよ、手伝わせるだけじゃなく自分でもしてください」
「うう・・・・だ、大丈夫だ・・期限はまだまだ先だからな」
「それって絶対に夏休みの宿題後に後にためてためて後で一気に終わらせるパターンと一緒ですよね・・・」
そして作戦室に戻っていくと
「・・・・ってまた散らかってる!」
またひどく散らかっている太刀川隊の作戦室であった
「よくこんなところでミーティングとかできますね」
「まあ、月末に片づけに来てくれるからな・・」
「たまには少しずつでいいからお片付けしてくださいよもう!」
とナギサは作戦室を片づけ始めるのであった、そして
「「「「おおー」」」」
太刀川隊の面々が歓喜するほど作戦室がものの見事にきれいに片付いた
「やっぱりきれいな空間は気持ちがいいですねー」
とナギサもすっきりした表情で見つめているのであった
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そして報告書を書き上げた面々はオペレーターの国近の提案でゲームをすることに決めたのであった
「のああああ、負けたー」
「よっしゃー勝ったどー!」
「柚宇さん強いです」
太刀川隊の面々は盛り上がっている
「そうだナギサさん!、せっかくナギサさんも来てるんだしナギサさんもやろうよ」
「え、でも僕ゲームなんてしたことないですし・・・」
「だいじょーぶ、私がいろいろと教えてあげますから」
と国近に連れられてゲームに参加することになったナギサであった、そしてその結果は
「ぐう・・・」
唯我、撃沈
「ナギサ意外につえーな」
「ほんとに初心者っすか?」
「国近さんにいろいろ教えてもらったおかげですよ」
「ふふふ、そういってもらえると教えてあげたかいがあるねー」
ちなみにナギサの勝率はまあまあでした
「さてと、それじゃまだ時間もあるしちょっと付き合えナギサ」
「付き合うって何に?」
「ランク戦に決まってるだろ!、さっそくブースに行くぜ」
「その前に報告書出しときましょうよ」
とまあ何やかんやあって、ランク戦をやる羽目になったナギサであった・・・・・・・・
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そして市街地にて向き合う二人
「それじゃあ、行くぜ」
「お手柔らかに・・・」
とナギサはやや背中越しに帯刀している弧月に手を添え、太刀川も二本のうち一本の弧月を抜く、するとナギサは弧月を逆手に持ち素早く太刀川に向かっていく
「うお、早っ!、でも・・」
太刀川はそれに見事に対応、ナギサの剣を受け止めた
「前にもそれは見た・・っ⁉」
すると地面を這うように動く何かに気づく、それは弾丸だ
「バイパー⁉、なんて器用な動かし方だよ」
それを弧月で払い、弾丸を相殺していく太刀川のところに
「おっと!」
ナギサが頭上から切りかかっていくもそれも止める太刀川
「出水からガンナー用トリガーの使い方を教わってたのは知ってたけど、ここまで早く使いこなせているとはな・・」
「出水さんにはほんとに頭が下がります」
「でもそれだけじゃ俺には勝てない!」
と太刀川が受け太刀からナギサを大きく押し倒すもナギサはそれに合わせてに後ろに動き、大きく飛び上がって距離をとった、その距離で互いににらみ合う双方
「はああああ!!」
太刀川は両手に弧月をもって挑んでいく、ナギサは再びバイパーを放つ、分割せずに一つだけ、太刀川はそれを難なくかわして勢いを保ちちつつ向かう、だが
「ぬお!?」
突然頭上からいくつもの弾丸が降り注ぎ、いくつかが太刀川の体を貫いた
「なんだ今の・・っ⁉」
そしてそこに、ナギサが弧月をふるうのであった・・・・・・・・
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そしてブースからそれぞれ出てくる二人
「いやー楽しかった楽しかった」
ちなみに勝負は太刀川の勝ち、最初こそ負けたもののだんだんと対処していき最後に一点もぎ取って6-4である
「さすがソロ一位ですね、おみそれいたしました」
「いやいや、お前のあのバイパーの動かし方すごくいやらしかったぞ、どうやったんだ?」
「どうって?、蛇の動きをイメージしただけです、バイパーは毒蛇という意味ですから」
「そうなのか・・?」
DANGERをダンガーと発音したほど、英語力のとうぼしい太刀川にはちんぷんかんぷんであった
「ナギサさんなんか前よりバイパーの扱いうまくね?」
「そりゃ練習して、勉強もしましたからね」
「僕ともお手合わせお願いします」
「お前はひっこめ‼」
「そんなぁ・・・」
としゃしゃり出てきたうざいロン毛をおとなしくさせる出水であった
「そういや今日の防衛任務でも、トリオン兵の足元から突然弾丸が出てきたのもあれが種明かしってことか」
「うまく使えば相手を油断させられますしね」
「しっかしさすがナギサだな、ようしやっぱりうちに入れ」
「嫌です、それにもうお時間です」
とナギサは時計を見て言う
「もし太刀川さんが大学で平均点以上取れたら考えておきますよ」
「えー・・」
「えーじゃないですよ、あんなの詰め込んでいけばどうってことないですよ」
「太刀川さんはまず勉強しようって気がないからな・・・・」
「では僕はこれで・・・」
とナギサは太刀川隊の面々と別れるのであった
「太刀川さん、一回でもいいから頑張ってみましょうよ」
「無理」
「断言しないでください」
そんなやり取りが行われていたとかなんとか・・・・・・・・
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その後
「太刀川隊異常なしっと・・・っていうかわかりきってんのに何を言ってんだ俺は」
「お疲れーナギ君」
「理絵さん、もう帰りですか?」
「今日は那須隊と合同でね、隊長の那須さんとはおんなじシューター同士通じるものがあったみたいでねー」
「そうか・・・」
「ナギ君は?、今日は確か太刀川隊と合同だったんでしょ?」
「いつも通り、何にもなかったよ・・・」
「そっか・・フフッ、ナギ君ボーダーに入ってからちょっと表情が柔らかくなったよね・・」
「気のせいだ・・・」
そんな会話をしている二人であった・・・・・・・・
DANGER、危険という意味である、みんな知ってます・・・・・・・・
太刀川「Orz」